クマ取りでよくある失敗とは？失敗例とデメリットを徹底解説

疲れて見えたり、老けて見えてしまう目の下のクマは、年齢や性別問わず気になりますよね。

手軽にできる目の下のクマ取り施術をしてみたいけど、失敗してしまったらどうしようと不安ではないでしょうか？目の下のクマ取りで失敗してしまうのにはどのような理由があるのか、美容クリニックの医師に詳しく伺いました。

• クマ取りでよくある失敗は、クマが解消されない、たるみやシワが目立つ、左右差ができる
• 失敗しないために大切なことは、経験豊富な医師の施術を受けること、デメリットも把握しておくこと、アフターサポートを確認すること

本記事では、目の下のクマ取りの失敗事例と、目の下のクマ取りで失敗しないためにできることをお伝えします。クマ取り施術で後悔しないために、最後までお読みください。

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クマ取り施術の種類

滝川：クマ取りを解消する施術にはどんなものがありますか？

代表的なクマ取り施術を下表にまとめたのでメリット・デメリットなど参考にしてください。クララクリニックでは、経結膜脱脂術（切らない目の下のクマ取り）を行っています。

施術方法	概要	メリット	デメリット
経結膜脱脂術	下まぶたの内側から脂肪を除去する方法、外部に傷が残らない	外側に傷跡が残らない	たるみが残る場合には不向き
ハムラ法 （裏ハムラ法）	下まぶたの脂肪を再配置し、たるみやクマを改善する方法	たるみや窪みも同時に改善できる	手術がやや複雑
経皮的脱脂術	下まぶたの外側から切開し、脂肪を除去する方法。たるみも同時に解消	たるみを伴うクマに効果的	外側に傷跡が残ることがある
ヒアルロン酸注射	目の下のくぼみや影をヒアルロン酸で埋める方法。手軽で即効性あり	ダウンタイムが短く、即効性がある	効果は一時的で、定期的な注入が必要
レーザー治療	レーザーを使って皮膚の色素沈着やしわを改善する方法	ダウンタイムが短い	複数回の施術が必要
PRP療法	自分の血液から採取した血小板を注入し、皮膚の再生を促す方法	自然由来の成分を使用、副作用が少ない	効果が出るまでに時間がかかることがある

クマ取りでよくある失敗とは？

滝川：目の下のクマ取り施術が気になりますが、口コミでは失敗してしまったという声も見られます。どのような失敗があるのでしょうか？

Yahoo知恵袋やブログでは、40代～50代の方が目の下のたるみ取りで失敗して後悔した、目の下の脱脂をしたら窪んだ、失敗した助けて！などの投稿もあり不安になりますね。

クマ取りで起こりやすい失敗例として、代表的なものを3つ解説します。

クマが解消されない

複数のクマが原因となっている場合は、目の下の脂肪取りだけでは思うように改善しない可能性があります。

目の下のクマの多くは黒クマとされていますが、中には黒クマだけでなく血行不良が原因の青クマや、色素沈着が原因の茶クマなども一緒に起きている方がいます。

クリニックでクマの種類をきちんと診断できていないと、施術を受けたのにクマが解消されなかったということになってしまうのです。

クリニックに行く前にセルフチェック！

種類	黒クマ	青クマ	茶クマ	赤クマ
原因	加齢皮膚のたるみ	血行不良や眼精疲労	メイクや刺激による色素沈着	脂肪による筋肉の圧迫
セルフチェック	目の下の皮膚に凹凸がないかチェック	皮膚を引っ張ってクマの濃さをチェック	皮膚を引っ張ってクマの濃さをチェック	目の下のたるみや腫れぼったさをチェック

たるみやシワが目立ってしまう

目の下の黒クマを解消するためには、目の下にある脂肪を取り除きますが、この脂肪を取ってしまうことにより、皮膚が余るケースもあります。このような場合、余った皮膚がたるんだり、シワとなり目立ってしまいます。

目の下の皮膚が余る可能性がある場合は、他の施術と目の下のたるみを取り除く施術を組み合わせる必要があるでしょう。事前にリスクを説明し、組み合わせ施術の提案をしてくれるクリニックを選びましょう。

左右差ができてしまう

目の下の脂肪取りは左右どちらも行いますが、脂肪を取り除く量が左右で異なる場合、左右の目の下に差が生じてしまう可能性があります。

特に顔は左右非対称なので、経験豊富の医師であっても完全な左右対象に仕上げることは難しいのです。

目の下のクマを解消するためにヒアルロン酸注入を行うこともありますが、この場合も左右差が生じる可能性があるでしょう。

滝川：涙袋の左右差の原因は何ですか？

くま取りが原因でなくても、もともとの骨格や筋肉のつきかた、表情や寝方の癖で涙袋に左右差が生まれることがあります。もし左右差が気になる場合は、専門の医師に相談し、適切な診断と対策を受けましょう。

クマ取り施術で失敗したら修正は可能？

滝川：クマ取り施術で失敗した場合、修正できるのでしょうか？

再施術を受けることは可能です。施術を受けたクリニックで再施術の相談をしてみましょう。施術を受けたクリニックで再施術を行うのが不安という場合は、他のクリニックに相談されるのもひとつの方法です。

なお、再施術はすぐに行うことはできません。施術後のダウンタイムが終わり、仕上がった状態となってからになります。

失敗の場合の修正に関して保証が設けられているケースもあるため、施術を受ける際に術後のアフター保証についても必ず確認しておきましょう。

滝川：目の下の脱脂を取りすぎたらどう修正するのでしょうか？

取りすぎてしまって欠けた脂肪を補い、目元の見た目を改善するために、ヒアルロン酸注入・合成フィラー注入（ヒアルロン酸より持続期間が長い）・脂肪注入・再手術・PRP療法（再生注射の一種）などのアプローチ方法があります。修正方法は、個々の状態や希望に応じて異なるため、専門医と十分に相談しましょう。

滝川：メリットの大きいクマ取り施術ですが、良くないと思われる方もいらっしゃいます。クマ取りはよくない理由はなんですか？

クマ取りの施術の中には切開が必要なものもあり、その場合感染のリスクや内出血や腫れなどの副作用も考えられます。また、施術によっては目元が不自然な仕上がりになる場合があること、そして費用が高いことがよくないと思われる理由ではないでしょうか。

滝川：クマ取り手術で目の形は変わりますか？

切開の範囲が広かったり、大量の脂肪を除去する場合、目の形が変わる可能性があると考えられます。

クマ取りで失敗しないために大事なこと

滝川：クマ取りで失敗しないためにできることは何でしょうか？

ずばり、クリニック選びを慎重に行うことが大切です。価格が極端に安いクリニックや、無料モニターを募集しているクリニックでは、経験が少ない医師が施術をする可能性もあるため注意しなければいけません。

特に大切なポイントを3つ解説します。

経験豊富な医師の施術を受ける

クマ取りの施術を受ける際は、経験豊富な医師の施術を受けましょう。医師の技術が未熟だとクマ取り施術で失敗してしまう可能性があります。

症例数を公開しているクリニックや、症例写真を掲載しているクリニックは、実際のクマ取りの施術結果が分かるので安心できるでしょう。

また、カウンセリングの際にも症例写真を見せて説明してくれるクリニックだと安心。納得した上で施術を受けることが大切です。

施術によるデメリットも把握しておく

クマ取りの施術で起こり得るデメリットについてもきちんと説明してくれるクリニックが信頼できます。

クマ取りの施術は、施術によりデメリットも生じます。例えば、ヒアルロン酸を注入しクマを解消させる場合、効果が半永久的ではないこと、ヒアルロン酸注入だけでクマが解消されないケースもあることなどがデメリットです。

また、目の下の脂肪取りの場合は、目の下のたるみやシワが目立ってしまうケースがあることや、他の施術との組み合わせが必要になる場合があることなどがデメリットです。

デメリットを説明した上で、どのような対処法があるのかについても提案してもらえるクリニックであれば信頼できるでしょう。

アフターサポートを確認する

クマ取りの施術を受ける場合、施術後のアフターサポートもしっかり確認することも大切です。

施術後にトラブルが起きた場合、診察や再施術などに対応してくれるのかどうかをカウンセリングの際に前もって確認しておきましょう。

万が一トラブルが発生したら

医療安全センター	医療の苦情・心配などの相談
政府広報オンライン	美容医療サービストラブル関する相談
消費者ホットライン	契約内容や解約条件など、契約に関する相談
医療広告窓口	医療広告についての相談
医療安全支援センター	医療行為の安全に関する相談

クララクリニックでのクマ取り症例写真

メンズクララクリニックでは「切らない目の下のクマ取り」（経結膜脱脂術）を行っていますが、カウンセリングを行い目の下の皮膚の状態を見て、ヒアルロン酸を注入することもあれば、茶クマのように色素沈着によるクマで悩んでいる方に対しては、マシン治療をご提案させていただくケースもあります。

切らないクマ取り症例写真

①の写真は施術後半年の写真、②の写真は施術後1か月の写真です。目の下のふくらみが減ったため影がなくなり、若々しい目元になっています。

目の下にある眼窩脂肪は内側・中央・外側の３つの部位に分かれています。クララクリニックでは患者様の状態に合わせて、３つの部位からバランスよく脂肪を取り出すことで、治療後の仕上がりが滑らかで綺麗な仕上がりとなります。

▶もっと症例を見たい人はメンズクララの症例へ

目の下のクマ取りに関する疑問

クマ取りで仕事を休むなら何日休めばいいですか？

クマ取り手術後に何日仕事を休むかは、ご自身の仕事の種類（デスクワークか体を動かす仕事か等）や手術の種類、個人の回復のスピードによって異なります。一般的なガイドラインとしては、経結膜脱脂術やヒアルロン酸注射であれば数日、ハムラ法や経皮的脱脂術であれば1～2週間が目安となります。施術を行う医師にダウンタイムがどれくらいか聞き、決めるようにしましょう。

クマ取りのダウンタイムは個人差がありますか？

個人差があります。また、施術の種類や個人の回復スピードにより期間は異なります。ダウンタイムを早めるためには、施術部分をよく冷やし、安静に過ごすことが大切です。

目の下のたるみ取りは何年くらい持ちますか？

施術方法や個人の体質、生活習慣により変わりますが、経結膜脱脂術（経結膜法）は 5～10年、ハムラ法（裏ハムラ法）は10年以上、経皮的脱脂術は5～10年、ヒアルロン酸注射は6ヶ月～1年、PRP療法（Platelet-Rich Plasma）は1～2年、レーザー治療は1～2年と言われています。

くまとり手術のデメリットは何ですか？

主なデメリットは、施術後の感染リスクや合併症の可能性、効果がずっと続くとは限らないこと、費用が高いこと、ダウンタイムがあること、期待通りの結果が得られない可能性があることなどが考えられます。デメリットをしっかり考慮し、納得した上で施術を行いましょう。

クマ治療ならクララクリニックへ

クララクリニックでは、たった1回の施術で多くの方がクマ取り施術で若々しさを取り戻し、自信を深めています。あなたも一歩踏み出し、新たな自分に出会いませんか？

院長自ら施術を行い、症例数は数千件を超えているクララクリニックは、しっかりと納得のいくまでカウンセリングを行います。まずはお気軽にご相談ください。