日本美容皮膚科学会会員
日本美容内科学会評議員
日本抗加齢学会正会員
メンズクララ院長、医療法人Clara理事長
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て、現職。
医師は客観的な事実を監修しており、特定の商品をおすすめするものではありません。
妊娠が分かって予約をキャンセルした。あるいは、気づかないまま施術を受けてしまってから妊娠が分かった——いま検索している方の多くは、そのどちらかだと思います。調べると「妊娠中はNG」と書いてあるのに、その理由はサイトごとに違っていて、かえって不安になります。
この記事では、医療機器の取扱説明にあたる公式文書に妊娠について何が書かれているかを先に確認します(この記事で「公式文書」と呼ぶのは、脱毛レーザー機器 GentleMax Pro の電子添文——医薬品医療機器総合機構=PMDA に掲載されている、医療機器の添付文書のことです)。結論から申し上げると、書かれている内容は多くのサイトの説明とは違います。 私がカウンセリングでお伝えしていることも、あわせて書きます。
- 公式文書は、妊娠を「使ってはいけない」対象(禁忌)に挙げていません。 禁忌として挙げられている5項目は、皮膚の悪性腫瘍・光線過敏症・ヘルペスの活動性病変・開放創や感染状態の皮膚・刺青で、妊娠は入っていません。
- 書かれているのは「妊婦、胎児に対する安全性は確立されていないため、妊婦及び妊娠の疑いのある患者へは、慎重に使用すること」の1文だけです。
- 🚨 これは「危険だと分かっている」ではなく調べられていないという意味です。 そして「禁忌ではない」は「受けてよい」ではありません。
- 多くの施設が妊娠中の施術を断るのは事実ですが、その理由として挙げられている内容は、公式には書かれていません。 判断は、施術先と産科の主治医に確認してください。
読みたいところから読めます。
| 今の状況 | 読む場所 |
|---|---|
| 妊娠初期に気づかず受けてしまった | 赤ちゃんへの影響は? |
| なぜ断られるのか知りたい | 施設が断る理由は? |
| 通っている途中で妊娠が分かった | 休会・契約の確認項目 |
| 産後にいつ再開できるか知りたい | 産後・授乳中はいつから? |
| 妊娠中だけど受けられるのか知りたい | 公式文書はどう書いているか |
| 妊活中・これから始めたい | 妊娠前に脱毛しても意味がない? |
| 施術先と産科に何を聞けばいいか | そのまま使える5つの質問 |
妊娠中の医療脱毛は本当にNG?公式文書はどう書いているか
「NG(禁止)」という書き方は、公式の書きぶりとは違います。 妊娠についての記載は1文だけあり、そこに使われている言葉は「禁忌」ではなく「慎重に使用すること」です。私はこの違いを、カウンセリングでまず共有するようにしています。
公式文書は妊婦を「禁忌」にしていない
医療機器の公式文書には【禁忌・禁止】という項目があり、使ってはいけない患者・部位が5つ、名指しで挙げられています。
| # | 使ってはいけない患者・部位 | 理由(原文の角括弧内) |
|---|---|---|
| 1 | 皮膚悪性腫瘍がある部位 | 悪性腫瘍の悪化懸念 |
| 2 | 755nm 又は1064nm の波長域の光に過敏な、又は光線過敏症のある患者 | — |
| 3 | 単純ヘルペスウイルス1型又は2型の活動性病変を有する部位 | 感染症拡大、活性化の懸念 |
| 4 | 開放創、感染状態にある皮膚 | 感染症拡大、活性化の懸念 |
| 5 | 刺青を入れた皮膚 | 色素によるレーザ光吸収による熱傷 |
この5つに妊娠は入っていません。 さらに、同じ文書には「慎重に適用すること」として9項目(日光皮膚炎・光過敏性発作・薬剤やサプリメント・全身状態不良・ケロイド・フィラー注入部位・金属系インプラント・黒子・眼窩縁)が挙げられていますが、ここにも妊娠は入っていません。
妊娠について書かれているのは、まったく別の項目です。
書かれているのは「安全性が確立されていない」の1点
「5.妊婦、産婦、授乳婦及び小児等への適用」という項目に、こう書かれています。「妊婦、胎児に対する安全性は確立されていないため、妊婦及び妊娠の疑いのある患者へは、慎重に使用すること」——妊娠に触れているのは、この1文がすべてです。「妊婦」「妊娠」「胎児」「授乳」「産婦」という語は、いずれもこの1文の中にしか出てきません。
私がこの1文を患者さんにそのままお見せするのは、言葉の強さを誤解なく受け取っていただきたいからです。ここで意味を分けておきます。
| 書かれ方 | 意味 | 妊娠は? |
|---|---|---|
| 禁忌・禁止 | 使ってはいけない | 該当しない |
| 使用注意(慎重に適用) | 条件を見て慎重に判断する | 該当しない(9項目に無い) |
| 「安全性は確立されていない」+「慎重に使用すること」 | 調べられていないので、慎重に扱う | 🚨 ここに書かれている |
「安全性が確立されていない」は「危険だと分かっている」ではありません。 妊娠中の人を対象にした試験は倫理的に実施しにくいため、データが無いという状態です。同時に、「安全だと確認された」でもありません。 私はこの2つを必ずセットでお伝えしています。
同じことを、ほかの5つの公的な文書でも確認しました。
| 確認したもの | 妊娠についての記載 |
|---|---|
| 国内の美容医療の診療の手引き(115ページ) | 「妊婦」0回。 「妊娠」は1回あるが、太田母斑・ADMという色素性疾患の誘発因子の記述で脱毛とは無関係 |
| 英国NHS リーズ教育病院の患者向け案内 | pregnant/pregnancy/breast/baby いずれも0回 |
| 英国NHS サンドウェル病院の患者向け案内 | 同じく記載なし |
| 米国皮膚科学会(AAD)のFAQ | 妊娠・授乳への言及なし |
つまり、妊娠中の脱毛について何かを書いているのは、確認した5つのうち医療機器の公式文書の1文だけでした。国内の手引きにも、海外の公的医療機関の患者向け案内にも書かれていません。この領域は、診察した医療機関の判断に委ねられているということになります。私が「施術先に確認してください」と繰り返すのは、そのためです。実際に、患者さんごとに事情が違うので、一般論で答えられる問いではないと考えています。
🚨 ここで最も大事なことを書きます。「禁忌ではない」と「受けてよい」は違います。 この記事は「妊娠中でも脱毛して大丈夫」とは一言も言っていません。公式に禁じられていないことと、いま受けるべきかどうかは別の問題だと考えています。必ず施術先と、妊娠の経過を見ている産科の主治医の両方に確認してください。
施設が断る理由は?
多くの施設が妊娠中の施術を断るのは事実です。 ただし、その理由として案内されている内容は、確認した5つの文書には書かれていませんでした。
よく挙げられる4つの理由を、公式の記載と突き合わせます。
| 施設がよく挙げる理由 | 医療機器の公式文書 | 国内の診療の手引き |
|---|---|---|
| ホルモンバランスが変化するため | 「ホルモン」0回 | 「ホルモン」1回だが肝斑の悪化因子の記述で脱毛と無関係 |
| 肌トラブルが起きやすくなるため | 記載なし | 記載なし |
| 施術中の体勢が負担になるため | 「体勢」0回 | 「体勢」0回 |
| 毛周期が乱れて効率が落ちるため | 「毛周期」0回 | 「毛周期」0回 |
4つとも、公式には根拠が見当たりませんでした。 これは「施設が嘘をついている」という意味ではありません。臨床の経験や、リスクを避けるための方針として案内されているものだと私は考えています。
実際、書かれている理由はもっと単純です。データが無いからです。 「安全性は確立されていない」——これが唯一の、文書に書かれた理由です。
安全性が確認されていないことについて、医療機関が慎重な側に倒すのは、医療として妥当な判断だと私は思います。ですので、断られたときに「根拠がないのにおかしい」と抗議する必要はありません。知っておくと役に立つのは、「公的に禁止されているから断られた」わけではない、という区別のほうです。この区別があると、私が診療でお会いする方の受け止め方も変わります。
- 自分を責めなくてよくなる(気づかず受けてしまった場合。後述)
- 施設ごとに対応が違う理由が分かる(統一された基準が存在しないため)
なお参考までに、レーザーが何に作用するのかは国内の手引きに書かれています。ターゲットは毛に含まれるメラニンで、熱が伝わって毛包が壊死・熱凝固し、毛包が破壊されることがレーザー脱毛の機序だとされています。私が診療で説明するときも、この順で図解しています。
作用する相手は毛と毛包だと明記されています。ただし、これをもって「だから胎児には影響しない」と結論づけることは、私はしません。 機序の説明と安全性の証明は別のものだからです。
【妊娠に気づかず受けてしまいました】を脱毛クリニックの女性医師に聞きました
「妊娠に気づかず受けてしまった」と相談されたら、まず何を伝えますか?
編集部
神林由香 医師
編集部
神林由香 医師妊娠が分かったら、いつ施術先に伝えればいいですか?
編集部
神林由香 医師
編集部
神林由香 医師産科の先生にも聞いたほうがいいですか?
編集部
神林由香 医師
編集部
神林由香 医師施術先と産科の主治医に確認するときは、次の5つを聞けば足ります。
- (施術先へ)妊娠中はいつまで施術できませんか。再開の条件は何ですか
- (施術先へ)妊娠を理由に休会できますか。期限と手続きを教えてください
- (施術先へ)気づかずに受けた回の記録(日付・部位・出力)を教えてください
- (産科へ)レーザーによる医療脱毛を受けました。伝えておくべきことはありますか
- (産科へ)出産後、どの時点から再開してよいか教えてください
妊娠初期に気づかず脱毛してしまったときは?赤ちゃんへの影響は?
まず、ご自身を責めないでください。 妊娠のごく初期に本人が気づくのは難しく、防ぎようがなかったケースがほとんどです。
そのうえで、公式に言えることを正確に整理します。私が実際にご相談を受けたときも、この順でお話ししています。
| 問い | 言えること |
|---|---|
| 禁止された行為をしてしまったのか | いいえ。 禁忌5項目に妊娠は含まれていません |
| 影響がないと確認されているのか | いいえ。 「妊婦、胎児に対する安全性は確立されていない」と書かれています |
| どこに相談すればよいか | 施術先と産科の主治医の両方。妊娠の経過を判断できるのは産科の主治医です |
🚨 「影響はありません」と書いているサイトがありますが、私はその断定をしません。 公式に「影響はない」とは書かれていないからです。同時に、「危険だ」とも書かれていません。 不安を大きくすることも、根拠なく安心させることも、どちらも正確ではないと考えています。
いま実際にできることは、次の3つです。
- 受けた回の記録を施術先に確認する(日付・部位・出力)。産科で相談するときに役立ちます
- 産科の主治医に伝える。「レーザーによる医療脱毛を受けた」と部位を伝えれば十分です
- 次回以降の予約を保留にする。妊娠が分かった時点で施術先へ連絡してください
なお、施術後の肌そのものについて起こりうること(赤み・むくみ・かゆみ・毛穴の炎症・毛嚢炎など)は一覧で示されています。これらは妊娠に関係なく起こりうるもので、毛嚢炎が心配な方へで整理しています。
通っている途中で妊娠が分かったら?休会・契約の確認項目
契約の扱いは施設ごとに定められているため、この記事では断定できません。 ただし、確認すべき項目は共通しています。
| 確認する項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 休会できるか。できる場合の上限期間 | 出産・産後を含めると1年以上になることがある |
| 有効期限は延長されるか | 休会できても期限が延びなければ回数を消化できない |
| 手続きの期限と方法 | 「妊娠が分かってから◯日以内」と決まっている場合がある |
| 必要な書類 | 母子健康手帳・診断書などを求められることがある |
| 中途解約した場合の返金 | 未消化分の扱いと手数料 |
妊娠が分かった時点ですぐ連絡するのが、いちばん選択肢が多くなります。手続きの期限を過ぎると休会できなくなる場合があるためです。
なお、契約は施設ごとに大きく違うため、他院の制度と比べても意味がありません。 ご自身の契約書を読み直すか、施設に直接確認してください。
産後・授乳中はいつから再開できる?
日数の目安は、どこにも書かれていません。 ここは正直にお伝えします。
注目してほしいのは、項目名です。見出しは「5.妊婦、産婦、授乳婦及び小児等への適用」なのに、本文で言及されているのは妊婦と胎児だけなのです。
🚨 見出しには「産婦、授乳婦」と書かれているのに、本文で言及されているのは妊婦だけです。 産後や授乳中について、避けるべきとも、いつから再開してよいとも、一言も定められていません。 私がこの点を強調するのは、日数を書いているサイトの数字に、公式の裏づけが無いことを知っておいてほしいからです。
確認した5つを並べると、こうなります。
| 確認したもの | 産後・授乳中についての記載 |
|---|---|
| 医療機器の公式文書 | 🚨 見出しに「産婦、授乳婦」を含むが、本文の言及は妊婦のみ。再開時期の記載なし |
| 国内の美容医療の診療の手引き | 「授乳」は2回あるが、確認したところ乳房増大に使うフィラーの合併症の記述で脱毛とは無関係 |
| 英国NHS リーズ教育病院の案内 | 記載なし(breast/nursing とも0回) |
| 英国NHS サンドウェル病院の案内 | 記載なし |
| 米国皮膚科学会のFAQ | 記載なし |
したがって、再開時期を決められるのは、産後の経過を診ている産科の主治医と、施術する医療機関だけということになります。私も「産後◯か月から」とは申し上げません。
確認するときは、次の2点を伝えてください。
- 出産からどのくらい経ったか、授乳中かどうか
- 施術したい部位(お腹まわりを含むかどうかで判断が変わる可能性があります)
妊娠前に脱毛しても意味がない?
「妊娠・出産で毛が戻るなら、いま脱毛しても意味がないのでは」という疑問です。検索でもよく調べられています。
結論から言うと、この点について公式には何も書かれていません。 ホルモンの変化と毛の関係を述べた記載は、確認した範囲では見当たりませんでした(「ホルモン」の1回は肝斑の話)。ですので「戻る」とも「戻らない」とも、私は断定しません。
代わりに、効果の持続について書かれていることをお伝えします。「有効性:複数回の治療が必要であり、期待される効果は永久的なものではないこと」——治療前に説明すべき事項として、こう定められています。
そして定められている使用目的は「長期的な減毛」であって、「永久脱毛」ではありません。つまり妊娠・出産に関係なく、そもそも「永久に生えてこない」ことは約束されていません。 この点は永久脱毛の定義はこちらで詳しく整理しています。
一方で、長期の成績としてこういう報告も紹介されています。最終治療から平均11.5年追跡できた173人のうち、152人(87.9%)で脱毛状態が維持されていたというものです。🚨 ただし、これは妊娠・出産を経た人を対象にした数字ではありません。 「妊娠しても戻らない」ことを示す根拠としては使えないので、そこは切り分けてお読みください。
「意味がない」と決めつける根拠も、「妊娠しても絶対に戻らない」と保証する根拠も、私が確認した範囲では見当たりませんでした。 妊娠の予定がある時期に始めるかどうかは、中断の可能性を含めて施設とご相談いただくのが現実的だと思います。
妊娠中の脱毛のよくある質問
- 脱毛は着床に影響しますか?
-
着床について書かれた記載は、確認した5つのどこにもありませんでした。 触れられているのは妊婦と胎児についての1文だけで、妊娠前の段階には言及がありません。したがって、私は影響の有無を断定しません。妊活中で不安がある場合は、産科または不妊治療の主治医にご相談ください。 施術先には「妊娠の可能性がある」と伝えておくと、判断してもらえます。
- 妊娠中に自宅の脱毛器を使ってもいいですか?
-
家庭用の脱毛器は、この記事で確認した公式文書の対象外です。 医療機関で使う機器についての文書なので、家庭用機器の安全性はここでは確認できません。裏が取れない以上、推奨も否定もしません。 使用を考えている場合は、その製品の説明書を確認したうえで、産科の主治医にご相談ください。
- VIOはどうなりますか?
-
部位ごとの扱いを定めた記載は見当たりませんが、お腹まわりに近い部位ほど、施設が慎重になる傾向はあります(これは文書ではなく運用の話です)。私も、部位によってご相談のしかたを変えています。妊娠中の扱いは必ず施術先にご確認ください。
- 施術後の肌トラブルが心配です
-
起こりうる有害事象として、赤み・むくみ・かゆみ・色素沈着・毛穴に一致した炎症・毛嚢炎などが挙げられています。これらは妊娠に関係なく起こりうるものです。赤み・痛み・熱感が強いとき、範囲が広がるときは、様子を見ずに施術先へご連絡ください。詳しくは毛嚢炎が心配な方へで整理しています。
まとめ
- 「禁忌ではない」と「受けてよい」は別です。禁忌5項目にも、慎重に適用する9項目にも妊娠は入っていませんが、それは「安全だと確認された」という意味ではありません
- 書かれているのは「安全性は確立されていない」の1点だけ。データが無いという状態で、危険だと分かっているわけでも、安全だと分かっているわけでもありません
- 施設がよく挙げる4つの理由(ホルモン・肌トラブル・体勢・毛周期)は、公式には見当たりませんでした。断られても「根拠がないのにおかしい」ではなく、慎重な判断だと受け取っていただければ十分です
- 気づかずに受けてしまった方へ。禁止された行為をしたわけではありません。 受けた回の記録を施術先に確認し、産科の主治医に伝えてください
- 産後・授乳中の再開時期は、どこにも書かれていません。日数を示しているサイトの数字には公式の裏づけがないと考えてください
いま通っている途中で妊娠が分かった方は、契約の確認項目を先に見てから施術先へ連絡すると、選べる選択肢が多く残ります。判断そのものは、施術先と産科の主治医の両方に確認してください。私たちが判断できるのは肌と機器のことまでで、妊娠の経過を診られるのは産科の主治医だけです。
「永久脱毛」という言葉の意味は永久脱毛の定義はこちら、施術後の肌トラブルについては毛嚢炎が心配な方へで整理しています。
本記事で扱う医療脱毛(レーザー脱毛)は自由診療であり、公的医療保険は適用されません。費用は全額自己負担となり、料金や回数は医療機関ごとに異なります。なお、脱毛の効果・必要な回数・副作用の現れ方には個人差があります。
参考文献
| 資料名 | 発行元 | 確認した記載 | 版・確認日 |
|---|---|---|---|
| 長期減毛・皮膚疾患用レーザー装置 GentleMax Pro 電子添文 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) | 【禁忌・禁止】5項目に妊娠が含まれないこと/使用注意9項目にも妊娠が含まれないこと/「5.妊婦、産婦、授乳婦及び小児等への適用 妊婦、胎児に対する安全性は確立されていないため、妊婦及び妊娠の疑いのある患者へは、慎重に使用すること。」/見出しに「産婦、授乳婦」を含むのに本文は妊婦のことしか書いていないこと/複数回必要・効果は永久的でないこと/使用目的が「長期的な減毛」であること/有害事象の一覧/「ホルモン」「毛周期」「体勢」がいずれも0回であること | 第7版、2025年9月作成/2026-09-07確認 |
| 美容医療診療指針(令和3年度改訂版) | 日本美容外科学会(JSAPS)、日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会(JSAS)、日本形成外科学会、日本皮膚科学会 | レーザー脱毛の機序(メラニンが標的・毛包が破壊される)/レーザー脱毛後の一般的な合併症/11.5年追跡173人中152人(87.9%)で維持/「妊婦」0回、「妊娠」1回は太田母斑・ADMの誘発因子、「ホルモン」1回は肝斑の悪化因子、「授乳」2回は乳房増大用フィラーの記述でいずれも脱毛と無関係であること/「毛周期」「体勢」も0回 | 令和3年度改訂版(日本美容外科学会会報 2022 Vol.44 特別号)/2026-09-07確認 |
| Laser Hair Reduction(患者向け案内 LN001667) | The Leeds Teaching Hospitals NHS Trust(英国) | pregnant/pregnancy/breast/baby/nursing がいずれも0回であること(=妊娠・授乳についての記載が無い) | 5th Edition Version 1、Publication date 01/2026(Review date 01/2029)/2026-09-07確認 |
| Laser hair removal(患者向け案内 ML3866) | Sandwell and West Birmingham Hospitals NHS Trust(英国) | 同じく妊娠・授乳についての記載が無いこと | ML3866、Issue Date November 2012(⚠ Review Date November 2014・レビュー期限切れ。本記事では「記載が無いこと」の確認にのみ使用)/2026-09-07確認 |
| Laser hair removal: FAQs | American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会) | 妊娠・授乳への言及が無いこと | 2026-09-07に原文で確認 |


