全身脱毛の値段と相場は？医療・永久脱毛の費用を安くする裏ワザ7つも紹介

全身脱毛の総額は「回数」「脱毛方式」「追加料金の有無」「割引の活用度」によって大きく変動します。ポイントは、一見高額に思える医療脱毛が、必ずしもサロン脱毛より高いとは限らないということです。この記事では3,000症例を診た神林由香医師監修のもと、相場と割引攻略法を徹底解説。失敗しないクリニック選びと費用総額を半額に抑えるコツが3分でわかります。全身脱毛をコスパ重視で始めたい方はぜひ読んでください。

全身脱毛の値段と基本相場を調査

性別	医療脱毛	サロン脱毛
女性	約5.0万～21.6万円	約6.9万～8.5万円
男性	約15.9万～34.9万円	約10万～25万円

クリニックはレーザー脱毛、サロンは光脱毛で効果と必要回数が異なるため、施術効果をそろえるにはサロンは追加照射が必要になるケースが多い点も考慮してください。また、クリニックやサロンによって値段の幅があるので、詳細な金額は事前に確認してください。

医療脱毛vsサロン脱毛:1回単価と総額の違い

医療脱毛は高い、サロン脱毛は安い、というイメージが定着していますが、施術回数と追加料金で総額を比べると逆転することもあります。例えば大手クリニックの女性用プランでは、顔・VIOを除く全身5回が5万円台で受けられます。一方、全国展開の大手サロンで同等の範囲を12回通うと、キャンペーンを除いて20万〜30万円前後になるのが一般的です。つまり「1回あたりの単価」はサロンが安くても、「効果を実感するまでの総額」は医療脱毛の方がリーズナブルという結果になるわけです。よくあるのは「最初はサロンで始めたものの効果が物足りず医療脱毛に乗り換えた」という声。追加コストを二重に払うより、最初から医療脱毛5回で照射した方が結果的に出費を抑えられます。

回数と部位別の平均総額(顔・VIO有無でシミュレーション)

部位	回数／相場
全身(顔・VIOなし)	5回/約13万〜20万円
全身＋VIO	5回/約18万〜25万円
全身＋顔	5回/約19万〜26万円
全身＋顔＋VIO	5回/約22万〜28万円

全身脱毛の値段は「回数×含まれる部位」で大きく変わります。平均相場をシミュレーションすると、女性医療脱毛の場合13万～28万が目安です。男性は照射面積と毛密度が高いため、同条件でもプラス3〜5万円上乗せが一般的。10回コースの場合、女性で約1.5倍、男性で約1.4倍の総額になります。

注目すべきは顔・VIOを後から追加すると割高な点。最初からセット契約にするより後付けの方が1部位あたり2〜4万円高くなるため、将来的に処理したい部位があるなら最初から含めたプランがお得です。加えて、クリニックによってはシェービング代・麻酔代・再照射保証が含まれていないこともあるので、見積もりを取る際は「総額＝コース料金＋諸費用」の視点で比べましょう。推奨する方法は、カウンセリングで必要な回数を医師に診断してもらい、その回数に最も近いプランを選ぶこと。不要な追加契約を防げ、トータル費用も把握しやすくなります。

月いくら？分割払い・医療ローンの実質負担

「一括では厳しいけれど月額なら…」という方も多いですよね。医療脱毛クリニックの多くはローン36〜60回払いに対応しており、例えば51,000円を36回払いにすると月々2,800円の負担で始められます。ただしポイントは分割手数料。信販会社を利用する場合、年率6〜8％前後の金利が乗るため、総支払額は一括より約1万〜1.5万円プラスになることもあります。「月いくら」の数字を鵜呑みにせず、完了までの期間と総額を必ずセットで確認しましょう。引っ越しで途中から通えなくなり「解約手数料＋残ローン」を負担する声も聞きます。ローンを組むなら転居や妊娠などライフイベントも視野に入れて無理のないプランを選んでください。

医療脱毛クリニックと脱毛サロン、どっちが本当に安い？

1回単価はサロンが安い傾向ですが、効果が弱く回数が多いため総額は医療クリニックと大差ありません。学割やキャンペーンを活用すれば医療の方が少ない回数で済む分、実質安くなるケースも多いです。

施術回数×単価で比較すると結果はこう変わる

医療脱毛と脱毛サロンの価格を比較する際、最も重要なのは「トータルで何回通う必要があるか」という視点です。総額は「回数×単価」で逆転することが珍しくありません。身近でも「サロンで6回→医療へ乗り換え」というケースがとにかく多いです。途中でコースを追加したり、解約精算するとコストが二重になるため、最初に必要回数を見極めてから契約するほうが賢明でしょう。

追加料金＆隠れコスト(麻酔・シェービング・解約手数料)

追加項目	金額
麻酔クリーム代	3,000円前後/回
剃毛代(剃り残し)	500〜1,000円/1部位
当日キャンセル料	・施術1回分消化 ・3,000円〜/回
再照射(照射漏れ)	・無料 ・〜5,000円/回

料金表の数字だけで安い！と飛びつくのは危険です。というのも隠れコストが後から積み上がるから。サロンの場合、ジェル代や保湿ローション代がオプション扱いのこともあります。シェービング代を甘く見ていると、毎回2,000円追加＝結果的にコース料金の1割が上乗せになることも。安さをうたう院ほど「照射漏れは有料」「当日キャンセル＝1回消化」という厳しめルールが多いので要注意。

支払い方法とローン金利が総額に与える影響

支払い方法	特徴・注意点
一括払い（現金・クレカ一括）	金利ゼロで最安。まとまった資金が必要/クレカならポイント付与。
医療ローン	月々を抑えやすいが年4〜8％の金利で総額アップ。回数・金利0％キャンペーンの有無を要確認。
クレカ分割・リボ	手軽だが年15％前後と高金利になりやすい。分割無料キャンペーンがあれば活用。
都度払い	まとまったお金不要で始めやすい。ただし1回料金が高く、完了までの総額は割高傾向。

月額3,000円でOK、とPRされていても、金利8％の60回ローンなら最終的な支払総額が約1.3倍になります。医療脱毛クリニックは信販会社経由の医療ローンを用意しており、金利補助キャンペーンを展開することもしばしば。一方サロンの月額制はローンではなくサブスク形式が多く、支払停止すると施術残回数が消化扱いになる場合もあるため、途中で止めても損しないか必ず確認しましょう。また、クレカ分割は手軽ですが金利は年14％前後と高率。どうしても分割にしたいなら、医療ローンの金利0％枠を狙うorボーナス併用払いで支払期間を短縮するのがベターです。

値段が安いおすすめ医療脱毛クリニック3選

全身脱毛を検討する際、「医療脱毛は高い」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、最近では様々なクリニックが競争を繰り広げ、コストを抑えつつ高い効果が期待できるプランを多数提供しています。下記で紹介するのはキャンペーンや割引もあり、お得に脱毛が始められるクリニックです。

【契約前に知っておきたい】値段を下げる7つの裏ワザと3大注意点

裏ワザ	理由・詳細
①契約前に「顔・VIO込み総額」と「後から追加時の差額」を見積もる	追加費用を可視化し、最もコスパの高いプランを選べる
②顔・VIOを除外し、部分脱毛に強い他院で後日ピンポイント追加も検討	部位ごとに最安のクリニックを使い分け、総額を抑えられる
③ペア割＋紹介割や学生証＋社員証など複数割引を組み合わせる	割引を重ねて適用し、定価より大幅に値下げできる
④夏前(4〜6月)・年末(11〜12月)の大型キャンペーン時期にカウンセリング予約	値下げ率が高い時期を狙い、契約金額をさらに抑えられる
⑤「初回〜中盤は熱破壊式→仕上げは蓄熱式」に切り替える	毛質に合わせた機種選択で必要照射回数が減り、料金が下がる
⑥肌診断でメラニン量を測り最適波長を提案してもらう	効率的な照射で回数を短縮し、結果的に費用を削減できる
⑦カウンセリングで硬毛化保証を文面確認し署名	追加照射が必要でも無料対応となり、想定外の出費を防げる

医療脱毛の総費用を抑える7つの行動と、その根拠を一目で確認できる早見表です。キャンペーン時期や割引併用のコツまで網羅しているので、ぜひ初回カウンセリング前のチェックリストとしてお役立てください。

注意点①全身脱毛プランでも顔・VIOが含まれないことが多い

「全身」という言葉につられて契約したら、実は顔とVIOが別料金。クリニック・サロンの多くは「全身＝首から足首まで」を指し、デリケートゾーンやフェイスラインはオプション扱いです。後から追加すると、1部位あたり2～4万円の上乗せは当たり前。さらに顔とVIOは肌質・粘膜への配慮から麻酔や照射モード変更で追加費用が発生しやすいので、トータルでは最初からセット契約のほうが数万円単位で安く済むことが珍しくありません。

注意点②調べるだけで違う！割引で数万円の差をつけられる

学割、乗り換え割、ペア割、当日契約割、紹介割など、院によって適用条件も併用可否も千差万別。例えば「学割10％OFF＋ペア割最大50,000円＋のりかえ割50,000円」を一部併用し、理論値では7万円以上の値引きが可能なクリニックもあります。一方、「はじめて割or乗り換え割or学割」のいずれか1つしか選べないサロンもあり、知らずにカウンセリング当日に契約して損するケースも。なお、紹介割は紹介者と被紹介者の双方に特典が出るため、SNSで「○○クリニック紹介します。DM下さい」と呼びかければ、ギブ＆テイクでさらにお得になります。

注意点③医師が教える機器選び＆硬毛化保証で後悔しないチェック項目

ポイントをクリアしている院は、最終的な追加費用が少なく、結果的にコスパが良い傾向があります。理由は値段だけで飛びついて失敗する典型例が機器との相性だからです。蓄熱式ダイオードは痛みが少ない反面、剛毛だと効果実感が遅く追加回数が必要です。逆に熱破壊式アレキサンドライトは太い毛に速効だが産毛や日焼け肌は苦手。つまり「自分の毛質×日焼け状態×痛み耐性」を踏まえて機器を選ぶと回数＝費用が最短化できるわけです。

【アンケート】全身脱毛にいくらかかった？男女のリアルな声

200人に調査したところ、7割が脱毛で総額10万円以上かかっています。人によって仕上がりの希望やゴールが異なるため、金額に差はありますが、つるつるを目指すなら10万円以上はかかると思っておきましょう。

シュミレーション①20代前半の社会人女性

U25割10％＋紹介割5,000円引きで全身＋VIO5回は約11万6,000円。金利0％ローン10回なら月3,200円で、夜間・土日診療の院を選べば予約負担も軽くなります。3回目で減毛を実感、5回で自己処理ほぼ不要に。複数割引の併用可否と無金利枠の上限を見積もり時に確認することが、総額を抑えるカギです。

シュミレーション②痛みに弱い男性

痛み対策・費用効率・時短効果の3条件でシミュレーション。ヒゲ＋全身（顔除く）10回約30万円を基準に、笑気麻酔を毎回3,300円で追加すれば、8回目前後でヒゲ剃り頻度は週1に低下します。保証付き追加2回で総額34万円程度となりますが、1日5分のシェービング時短を生涯で換算すると投資対効果は高いです。契約前にセット割と麻酔費込み総額をチェックすることが重要。

全身脱毛料金に関する知恵袋やブログの口コミ例

• 「全身ツルツルになるのに130万って言われた」
• 「ヒゲ＋全身10回で約30万円、痛み対策で麻酔追加」
• 「追加料金が思ったより膨らんだ」
• 「キャンペーン活用で10万円以下で済んだ」

知恵袋は追加費用への不満多数。一方ブログは学割・紹介割で10万円前後の成功例が多い反面、60回ローンで総額膨張し後悔する声もありました。

追加料金が発生したケースと対策

追加費用で多かったトップ3と対策を参考にしてください。特にシェービング代の総額は5回で7,500円、10回なら15,000円と大きな出費に。照射漏れは無料保証が主流ですが、再照射期限が1週間など短い場合があるので必ずチェックしましょう。

全身脱毛の値段について知っておきたいこと

迷ったらまずここをチェック！契約前によく寄せられる疑問を、費用面にフォーカスしてまとめました。気になる項目から読んでくださいね。

途中で解約すると返金はありますか？

多くのクリニックやサロンでは「未消化回数×1回単価－解約手数料」を返金する仕組みです。医療脱毛は医療ローンを組んでいても精算可能ですが、残ローンを一括完済してからの返金になる点に注意。当日契約で解約手数料0円をうたう院もありますが、少額手数料（2,000～3,000円）や印紙代が別途かかることも。

予約をキャンセルしたら、いくらかかりますか？

キャンセル料は院ごとに三段階：①前々日18時まで無料②前日まで3,000円③当日は1回消化扱い、が主流。月経不順の人や多忙な社会人は「前日まで無料」の院を選ぶと追加コストを防げます。サロンの月額制は無断キャンセルで施術1周分が後ろ倒しになるため、結局通う期間が延びてサブスク総額が増える点も要チェックです。

全身脱毛でもローン審査は厳しいですか？

医療ローンは信販会社の基準で20歳以上・年収100万円前後あれば通過するケースがほとんど。学生や主婦は親権者連帯保証で審査通過率UP。落ちた場合はクレカ分割（年率約14％）か、低金利の銀行フリーローンも選択肢ですが、金利だけで年間5,000～1万円の差が出るため要比較。

メンズ全身脱毛の平均総額はいくらですか？

ヒゲ・VIO込み医療10回で25万～35万円が相場。ヒゲを除くと約18万円前後に下がりますが、男性は硬毛化しにくい波長（YAGレーザー等）が必要なぶん単価が高め。サロンIPL12回なら10万～15万円と安いものの、ヒゲは効果が薄く、最終的に医療へ乗り換える人が約4割という調査もあります。

全身脱毛は月いくらで通えますか？

医療の最安クラス（全身5回51,000円）を36回無金利で分割すれば月々約2,800円。サロン月額制は3,000円前後が多いですが、1ヶ月で全身1/6照射など施術ペースが遅い点に注意。総額を抑えるなら「医療＋短期集中」「サロン＋無制限通い放題」どちらが自分のゴールに合うかがカギです。

【まとめ】全身脱毛は総額で得する人になろう

押さえるポイント	アクション
医療とサロンの総額逆転	「必要回数」を医師に診断してもらう
顔・VIOの有無で差額数万円	セットプランと後付け費用を必ず見積もり比較
隠れコスト＝剃毛・麻酔・キャンセル料	追加ゼロ宣言の院or無料範囲を明示する院を選ぶ
割引の重ねがけで最大7万円OFF	学割＋紹介割＋当日契約割の併用可否を確認
硬毛化・増毛化保証で追加回数リスクを封じる	保証内容を「契約書の文面」で残す

全身脱毛の値段は、「施術回数×単価」「追加料金」「割引併用」「ローン金利」で決着がつきます。安さ重視で選んだのに終わってみたら想定の2倍払っていた…、そんな後悔をしないために、“総額”と“保証”の2軸でクリニック・サロンを比較しましょう。私自身も複数院を取材・体験し、「シンプルな料金表＋追加ゼロ宣言＋保証付き」の院が結局は一番安くなると確信しています。