コラム
COLUMN
「最近、肌のシワが目立ってきたけどおすすめの方法はない?」
「シワ対策におすすめのケア方法や治療方法はないかな?」
と悩んでいませんか?
できることなら、シワができる前に対策して綺麗な肌を保っておきたいですよね。
この記事では、シワ対策におすすめのケア方法やクリニックで受けると効果的な施術方法に関してお話しします。
なお肌のシワの対策でご相談したければメンズクララクリニックに一度ご来院ください。
まずは、シワの種類について簡単に説明します。
肌は表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。そこで、表皮層、真皮層にできたシワによって、シワの種類が区別されます。
・表皮ジワ(乾燥ジワ)・・・表皮にできたシワのことです。乾燥によって肌表面のキメが乱れることでおこる場合を乾燥ジワと呼ばれます。肌の水分、油分(皮脂)が減少し、肌の表面が乾燥してできるちりめん状のシワ。
・真皮ジワ・・・加齢による肌老化や紫外線による肌の変化によってシワの溝が深まった真皮層にできたシワを指します。
なお、日常的に同じ表情を繰り返す顔の表情によって刻まれた表情シワや、紫外線によって刻まれる紫外線シワなどの種類もあります。
では、こうしたシワについての対策について述べていきます。
手近にできるシワ対策として、まずはスキンケアアイテムを見直すことがおすすめです。
特に、スキンケアアイテムを購入する際に、なんとなくレビューが高いや知り合いが使っているからという理由で成分を見ないで購入している方も多いのではないでしょうか?
シワ対策にはまずはスキンケアアイテムの選定をしっかりとしましょう。
シワ対策には、化粧水や美容液で肌に潤いを与えることが大切です。
そこで、スキンケアアイテムとして、肌の乾燥を抑制してくれる「ヒアルロン酸」が配合されていて、肌に潤い感を与えてくれる「コラーゲン」などの成分を含んでいる化粧水・美容液を選ぶといいでしょう。
また、乾燥から守ってくれるだけでなく肌のバリア機能を高めてくれる「ヒト型セラミド」が配合されているアイテムもおすすめのため、スキンケアアイテムを購入する際は配合成分などをチェックしてから購入するようにしていただけたらと思います。
顔全体のシワ対策だけでなく、紫外線などの影響で肌がダメージを受けた際のケアにもおすすめなスキンケアアイテムが「フェイスパック」です。
フェイスパックにも様々な種類がありますが、肌の老化やシミなども同時に予防できる商品を選ぶといいでしょう。
できれば、ビタミンC誘導体やヒアルロン酸、グリセリンなどの美容成分が浸透しているパックを選んで、継続的に使用するのがおすすめです。
パックをすることで乾燥した肌をしっかり保水してくれるだけでなく、老化などの影響でできやすいシミや目元のクマなども予防してくれる効果が得られるので、フェイスパックを購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
シワは基本的に乾燥が影響でできやすいとされているため、肌に潤いを与えながらバリア機能を高めてくれる保湿アイテムがおすすめです。
また、乾燥しやすい肌の方はしっとりとしたテクスチャーの保湿アイテムを選ぶことで、肌の乾燥と老化を予防することができるため、ぜひ参考にしてください。
ただし、敏感肌の方の場合だと、肌がピリピリしてしまったり赤くなってしまったりするケースもあるので、自分の肌質に合うスキンケアアイテムを使うためにも、皮膚科に行って医師に相談してみるといいでしょう。
肌に異常が見られた際はすぐに使用をやめて綺麗に洗い流し、早めに皮膚科で対応してもらうようにしてくださいね。
シワ対策のスキンケアアイテムに配合されていると効果を実感しやすいとされている美容成分は、「アスタキサンチン」・「レチノール」・「ヒアルロン酸」です。
特に「レチノール」は医薬部外品で、シワ改善にとても有効な成分として認められている特徴があるのでおすすめです。
基本的には今ご紹介した3つの美容成分に、プラスアルファーとして「ビタミンC誘導体」などを含んだスキンケアアイテムがシワや肌のバリア機能を高めるとに効果を実感しやすいので、ぜひ配合成分をチェックするようにしましょう。
ご紹介した美容成分で得られる効果としては、シワ改善効果が得られるだけでなく、メラニンの生成を抑制してくれたり肌の水分量をアップさせて乾燥を予防してくれたりするため、これからスキンケアアイテムの買い替えを検討されている方はぜひ参考にしていただけたらと思います。
シワ対策をしたいなら自宅ケアもいいですが、より効果を実感したいならクリニックの施術を受けるのがおすすめです。
ほうれい線など溝が深いシワだけでなく、目元の小じわに対してもどのようにケアしていけばいいかカウンセリング時に聞いてくれるため、一度相談してみるといいでしょう。
ただし、肌質・肌トラブル・加齢などの影響で施術できないケースもあるため、医師の指示に従いながら治療を進めるようにしてください。
自宅でのスキンケアも同じなので、自分の肌質にはどんな美容成分が配合されているスキンケアアイテムがいいのかなど、医師に相談してみるのもいいでしょう。
自分の肌質に合うケアアイテムを知ることで、肌トラブルが発生しにくくなるだけでなく炎症やニキビなど肌トラブルも、日々継続してケアすることで改善されてくるため、おすすめです。
自宅でできるシワ対策と言っても、効果の実感には限界があるため、自宅でのセルフケアは予防と考えるのがいいでしょう。
一方、クリニックでは自宅ケアよりもシワ対策を実現しやすい治療法が整っているので、肌そのものを綺麗にすることができる施術方法と組み合わせられるのも嬉しいポイント。
皮膚科でも治療できる場合もありますが、クリニックの方が施術メニューが豊富にあるのでおすすめです。
自宅ケアよりも効果的なシワ対策を受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
なお、年代別にも解説してある「シワ対策におすすめな施術は?年代別のシワの原因と解消方法を解説」も合わせてご覧ください。
シワを対策するには、ヒアルロン酸注射とボトックス注射が効果的です。
ただし、ヒアルロン酸注射とボトックス注射だと、得られる効果が違う特徴があるのでお話しします。
ヒアルロン酸注射は、ほうれい線や皮膚のたるみを改善してくれる特徴のある施術です。
一方、ボトックス注射は、シワが深くなりやすい額やほうれい線を予防してくれる効果が期待できるため、施術した箇所のシワが目立ちにくくなるのでおすすめです。
皮膚に直接注射をする施術のためチクッとした痛みがありますが、クリニックによっては麻酔クリームを塗ってから受けることができるため、カウンセリング時に相談してみるといいでしょう。
シワは加齢などの影響で皮膚が老化し、たるんだ状態になってしまうことでできる傾向があるため、糸(スレッド)リフトの施術でたるんでいる部分を改善することができます。
ほうれい線などの深いシワだけでなく、フェイスラインや口元のたるみをグッと引き上げて、シワやたるみの改善効果を実感することができるためおすすめです。
ただし、施術してから1週間〜2週間ほどは内出血や腫れなどの症状が現れやすい傾向があったり、顔がひきつっている状態になってしまったりする可能性があるため、施術を検討している方は医師と相談しながら決めるといいでしょう。
ダーマペンは皮膚再生治療器具と言われている施術で、継続的に治療することで小じわやニキビ跡などの肌トラブルを改善することができます。
特に、目元の小じわやほうれい線などのシワに対して改善効果を実感しやすいため、おすすめの治療方法です。
また、開いてしまっている状態の毛穴に対してもアプローチできるだけでなく、様々な肌トラブルを同時に解消することができる特徴があるため、効果を実感しやすい特徴があります。
ただし、1回の施術だけでは効果を実感しにくいだけでなく、ダウンタイム期間が1週間ほどあるため、シワと同時に肌トラブルを改善したい方は医師にデメリットなどの不安について相談してみてください。
最近ではドラッグストアなどでシワ改善専用の薬用クリームが簡単に手に入りますが、なかなかシワの症状を改善できない特徴があります。
ただし、シワ改善薬用クリームの成分を見た際に、「レチノール」や「ニールワン」など、シワ改善に効果的な成分が配合されている場合だと、シワを予防・改善することが期待できるためおすすめです。
ですが、あくまでも市販の薬用クリームなので、2,000円以上の価格で販売しているケースが多い傾向があるため、継続的に購入し続けることは難しいですよね。
そのため、皮膚科やクリニックでシワ改善薬用クリームを処方してもらうのがおすすめです。
皮膚科やクリニックに相談することで保険を適用しながらコストを抑えてシワに効果的なクリームを貰えるだけでなく、どのくらい進行している状態のシワなのかをカウンセリング時に診察してくれるため、これから相談しに行ってみようかなと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
メンズクララでは「スキンケアトライアル」というメニューがあります。ドクターと話し合いながら「スキンクレンズ」・「フェイシャルトレーニング」・「アフタートリートメント」のベストな施術を決めることができます。
クララでおすすめの施術ですので少しでも気になった方はぜひ参考にしてくださいね。
メンズクララでは男性のスキンケアに対してもしっかりとサポートが可能です。
気になる方はメンズクララまでご来院ください。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。