コラム
COLUMN
シミ取りでレーザーを照射したんだけど、かさぶたにならないのはなんで?」と悩んでいませんか?
施術後にかさぶたになると聞いていたのにも関わらず、できなくなるのは大丈夫なのかな?と不安に思いますよね。
この記事では、シミ取りレーザー治療でかさぶたにならない理由や照射後のケア方法について医師が解説します。
記事後半には炎症や色素沈着を予防する方法もお話ししているので、ぜひ参考にしてください。
より詳しくは、初診無料で対応している当院にご来院いただければ、個別具体的なアドバイスをお伝えします。
シミ取りの為にレーザー治療した後に、かさぶたにならない原因としては軽度の火傷をしてしまうからです。
ただし、クリニック側が導入しているマシンによっては照射威力が低いケースもあるため、かさぶたにならない可能性があります。
このような場合はシミに対して弱い威力でレーザーを照射しているため、メラニン色素を壊しきれずにシミが残る場合があります。
また、シミの種類によってはレーザーを照射してもかさぶたができないケースもあるので、丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックへ相談するのがオススメです。
シミ取りレーザー治療でかさぶたが取れるまでの経過としては、施術してから1週間ほどとされています。日にちが経つにつれて、施術部位のかさぶたが薄く取れるようになります。
しかし、かさぶたが取れる前にメイクをしてしまうと、感染症などを引き起こしてしまう可能性があるため、かさぶたが取れるまでメイクするのは控えるようにしましょう。
完璧に治るまでは時間がかかってしまう施術だからこそ、少しでも異変を感じた際は医師に処方される薬でアフターケアを行うようにしましょう。
シミ取りレーザー照射後には、いくつかの症状があります。施術後の経過が気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
レーザーを強く照射して施術してしまうと、シミの部分が極端に抜けてしまって白くなる場合があります。他にも、白斑となって肌が白く見えてしまう場合があります。
<また、かさぶたが剥がれた後に白くなるケースもありますが、時間の経過と共に肌に馴染むのでご安心ください。/p>
レーザー照射後に炎症が起きて赤く腫れてしまう方もいますが、施術が失敗したわけではないので安心してください。
というのも、ほとんどの場合は照射後に軽度の火傷状態になっているからです。
ただし、施術直後に水ぶくれやミミズ腫れなどの症状が出た場合、色素沈着や傷跡が残ってしまう可能性があるため、早めに医師へ相談するようにしましょう。
シミを綺麗に治すにはターンオーバー(正常に肌の組織が生まれ変わるサイクル)が必須です。肌のターンオーバーが正常に行われないと、シミが厚くなってしまうケースがあるため生活習慣を整える必要があります。
また、シミが厚くなってしまった場合はレーザーの種類を変えるよう、クリニックへ相談するのもオススメです。
レーザー照射後にかさぶたが取れるまでの注意点として、保護シールをもらった方は剥がさないようにしてください。かさぶたができる前に保護シールを剥がしてしまうと乾燥などの影響で悪化し、炎症や色素沈着が出やすくなってしまう傾向があります。
その為、施術を受けた後に保護シールのことに関してわからないことがあれば、医師や看護師に相談するようにしましょう。
人によっては保護シールを剥がした段階で施術部位がかゆくなることがありますが、かいてしまうと炎症や色素沈着に繋がってしまう場合があるので注意してください。
保護シールが剥がれそうになった場合は、医師に経過を診察してもらうのがオススメです。
医師に相談することで炎症や色素沈着予防として保護シールを追加でもらえたり、塗り薬を処方されたりすることもあるので、ぜひ参考にしてください。
この記事では、シミ取りレーザー治療でかさぶたにならない理由や照射後のケア方法について医師が解説しました。シミの種類によってはかさぶたができないケースがあることや、かさぶたが取れるまでの注意点を知ることができたのではないでしょうか?
かさぶたになるシミの場合、1週間ほど経過をみなければいけないので保護シールを剥がさないようにしましょう。この記事を参考にし、シミ取りレーザー治療後にかさぶたにならない原因を知る為にも、施術したクリニックへ相談して丁寧にアフターケアをするようにしてくださいね。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。