コラム
COLUMN
顔の印象を大きく左右するといわれるパーツである眉毛。
しっかり生え揃っていて形の整った眉毛は、「かっこよさ」や「できる男」といった好印象を与えることができます。
眉毛アートメイクは営業や接客のお仕事をされている方、商談など、人と会う機会の多いビジネスマンの方にも人気が高まっています。
「薄い眉毛をなんとかしたい」「眉毛の整え方がわからない」といった方も、プロのアーティストに眉毛をデザインしてもらうことで、見た目に自信をもつことができます。
青山にあるメンズクララでは眉毛アートメイク専門のスタッフがおります。
看護師資格を有して多くの芸能人や俳優のメイクをしてきたプロアーティストで確かな技術を有しています。
そこで、今回は眉毛アートメイクの施術の流れや種類など解説をしていきます。
こちらの「メンズの眉毛アートメイク施術の種類や副作用などを徹底解説」もあわせてご確認ください。
アートメイクとは皮膚のごく浅い部分に医療用の針をさし、そこへインクを注入して着色するメイク方法です。
肌に色素を注入するので2~3年はきれいな状態を維持することができます。
眉毛アートメイクの施術の方法は主に3種類です。
もとの眉毛の濃さや、完成後のイメージに合わせて使い分けて施術をします。
2D(パウダーブレーディング)…専用のマシンや手彫りによって細かな点を描く手法です。濃淡を調整することでふんわりした印象やセクシーな印象など、希望や好みに合わせて表現可能です。眉毛が薄い方や、眉の毛が細い方におすすめの施術方法です。
3D(マイクロブレーディング…手彫りで1本1本描くように色を入れていく手法です。毛の流れを表現できるため、本物の眉毛のように立体的でナチュラルな仕上がりとなります。
眉毛が普通もしくは太めの方、自然な仕上がりにしたい方におすすめの施術方法です。
4D(手彫り+マシン彫り)…パウダーブレーディングとマイクロブレーディングを組み合わせた方法です。眉毛を1本1本描いて表現し、さらにグラデーションで濃淡をつけることでふんわり仕上げることができます。眉毛が薄い方、眉毛がない方などに対応できる施術方法です。
眉毛の濃さや形には個人差がありますが、3種類の施術方法を使い分けることによって、顔全体のバランスに合い、完成イメージに近い眉毛になるようにデザインしていきます。
見た目では、アートメイクをしていることがほとんどわからない自然な仕上がりになります。
アートメイクと刺青は、施術に使用する器具や手法も違いますが、一番大きな違いは針を入れる深さです。
刺青は真皮層という、皮膚の深い部分まで針をさして色素を入れます。
そのため刺青は半永久的に色が残ります。
医療用アートメイクは、皮膚の表面の0.01〜0.03mmというごく浅い部分に針をさして、色素を入れます。
色素の持続期間は、刺青が半永久的なのに対して、アートメイクは約2年程度です。
施術中の痛みについても、刺青は強い痛みを伴うのに対して、アートメイクは表面麻酔を使用するためほぼ無痛といわれます。
メイク、というとあまり馴染みのない男性も多いかもしれません。
眉毛は顔の印象の8割を決めると言われており、顔の印象を決めるうえで非常に重要なパーツです。
整った眉毛や、しっかりと生え揃った眉毛は、相手にキリッとかっこいい印象を与え、対人関係を築くうえでも自分の自信に繋がったりします。
眉毛アートメイクがおすすめな人は以下のような人です。
先述している通り、眉毛はその人の第一印象を大きく決める、顔のパーツの中でも重要な部位です。
そのため、接客業、営業、経営などの人の前にでる機会が多い職種の男性は、眉毛のアートメイクがおすすめです。
眉毛を綺麗に整えておくことで、相手に好印象をもたれやすくなります。
また頻繁に自宅で眉毛を整える必要がなくなるので、朝の身支度の時間が短縮されるでしょう。
生まれつき眉毛の色素が薄い方や毛根が少ない方もいます。
全体のバランスを整えつつ、眉毛のアートメイクをすることで、顔の印象がはっきりとして、顔全体の雰囲気を変えることができます。
アートメイクの最大の魅力とも言える点ですが、眉毛のアートメイクの施術後、平均して2~3年はきれいな状態を維持することができます。
洗面台で眉毛を整えることも不要ですし、整えた眉毛が汗や雨で崩れる心配もいりません。
プロがデザインした完璧な眉毛を、どんなときもキープできるのはアートメイクの最大の魅力といえるでしょう。
では、メンズの眉毛アートにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
たくさんありますのでひとつずつ紹介していきます。
対人関係において見た目は重要なポイントです。
顔の印象の8割は眉毛によって決まるともいわれます。
眉毛アートメイクにより常に見た目が整うことで自信にもつながっていくでしょう。
デザイン決めの際に、具体的な眉の形がわかならければ、目指す印象を伝えられると良いかもしれません。
眉毛アートメイクの持続期間には個人差がありますが、平均して2~3年は消えません。
眉毛を整える必要がなくなるので、切ったり剃ったりする手入れの必要がなくなります。
常に理想の眉をキープすることができます。
また男性はスッピンで過ごす方も多いので、何もせずに整った状態の眉毛を維持できる、眉毛アートメイクの良さを実感しやすいでしょう。
クリニックでは、カウンセリングで個人に合ったデザインをアドバイスしてもらえます。
顔の重要なパーツをプロに仕上げてもらえるのは心強いですね。
眉毛アートメイクは雨や汗で濡れても消えたりにじんだりすることはありません。
ジムや水泳でのスポーツのシーンでも、眉毛のことを気にせずに汗を探すことができます。
眉毛のアートメイクのメリットはたくさんありますが、デメリットもいくつかあります。
アートメイクの施術をすると2~3年消えないことはメリットではありますが、デメリットとも言えます。
除去術はできますが、肌への負担や費用、時間がかかります。
眉毛アートメイクの施術後は、施術部位に触れてはいけないダウンタイムがあります。
施術自体は日帰りでできますが、施術後から1週間くらいは眉毛周辺を安静にしておく期間があるので、マッサージやエステは受けられません。
スケジュール調整をしましょう。
アートメイクで皮膚に注入する色素には、金属(酸化鉄)が含まれるため、金属アレルギーの人は施術が受けられない場合があります。
また、麻酔によってアレルギーが生じる体質の人もいます。
アトピー、皮膚疾患、ケロイド体質の人は施術を受けられないこともあります。
医師の問診・診察の際にアレルギーのことはしっかりと報告して相談しましょう。
眉毛アートメイクの施術の流れは主に5ステップです。
眉毛アートメイクは、1回の色素の注入では足りないため、施術のために2回以上通う必要があります。
また皮膚トラブルが出てしまったときのために、通いやすい場所でのクリニック選びも大切です。
カウンセリングでは、疑問に思っていることや不安なことを質問して解決していきます。
万が一失敗したときの対応の説明や、施術前後における生活面での注意点の説明などがあります。
医師が施術箇所に皮膚の異常がないか、体調に問題はないか診察をします。
眉毛アートメイクは医療行為なので医師の問診は必須です。
アレルギーの既往がある場合はここで必ず相談するようにしましょう。
眉毛の形、色、濃さ、相手に与えたい印象などをもとに実際に眉毛を描いてデザインを決めていきます。
施術部位や個人差はありますが、アートメイクには多少の痛みが伴います。
クリニックの場合は麻酔を使用するので施術中の痛みについて心配ありません。
決めたデザインに沿って色素を入れていきます。
施術時間そのものは30分前後ですが、カウンセリングから含めると90~120分が目安です。
また、眉毛のアートメイクは1回では色素が定着しません。
2~3回施術をおこない、色素を定着させていきます。
皮膚への刺激や回復期間を考えて、2週間ほどあけて2回目以降の施術をおこないます。
眉毛のアートメイクの施術後は、施術部を安静にするために注意点がいくつかあります。
以下のことは施術後1週間は避けるようにしましょう。
・プール・サウナ・エステにいくこと
・施術部にスクラブなどの肌を刺激するような洗顔料を使うこと
・施術部をこすったり、刺激すること
アートメイクとは、肌に針をさしてそこへ色素を注入するという施術方法です。
クリニックでは十分に安全に配慮して施術がおこなわれますが、副作用もあるため事前にしっかりと確認して施術を受けましょう。
アートメイクの副作用には、「痛み」「腫れ」「赤み」などがあります。
施術後1週間ほどは、ダウンタイムとなるので、若干の腫れや赤みがでてきます。
徐々に落ちついてくることがほとんどですが、事前に説明を受けていない症状がでたり、発熱などがある場合は早めにクリニックに連絡をしましょう。
一度色素を入れると2~3年は消えないので、完成したデザインが希望と違うと、こんなはずではなかった、と後悔してしまう原因となります。
意図的に除去することもできますが、皮膚へのダメージもありますし、時間も費用もかかります。
眉毛アートメイクで失敗しないためにはクリニック選びが重要です。
アートメイクは医療行為です。
針を体にさす施術方法なので、施術者は医師または看護師でなければならない、と法律で決められています。
眉毛のアートメイクも同様です。
アートメイクをおこなっている美容サロンなどもありますが、それは法律違反です。
違法サロンで施術を受けると、「施術部位が化膿して腫れてしまった」「痕が残ってしまった」といった副作用やリスクも高くなるため注意が必要です。
安全な施術を受けるためにも、必ず医師が常駐している医療機関であるクリニックを選びましょう。
実績や症例はクリニックの実力をわかりやすく判断できます。
アートメイクは新規のクリニックも多く、経験の浅い施術者にあたってしまうこともあります。
自分の理想の眉になるために、HPなどで症例をよく確認して選ぶようにしましょう。
また施術者であるアーティスト本人が、インスタグラムを開設している場合もあるので、好みのデザインを見つけたり完成後のイメージがしやすくなるでしょう。
眉毛アートメイクの施術をする前にしっかりとカウンセリングを受けましょう。
眉毛アートメイクで失敗しないために、完成イメージを施術者と共有することももちろん大切ですが、肌トラブルやアレルギーを避けるためにもクリニックの医師・看護師のカウンセリングを受けることが大切です。
実際に施術を受けた人のリアルな感想を知ることができるのが口コミです。
HPに書かれていることでは把握しきれない、現状を知ることができるので眉毛アートメイクのクリニック選びの際には一度確認しましょう。
女性を中心に人気だったアートメイクですが、近年はメンズのアートメイク専門のクリニックも増えてきています。
男性も、眉毛の身だしなみに気を使う方が増えていることのあらわれといえます。
眉は顔の印象を大きく左右するパーツであり、人に好印象を与えることもできます。
また、常に整った眉毛で自信をもてるようになり、メンタル面でも変化がある方もいるかもしれません。
メンズのアートメイクのクリニックは新しく、症例数が少ないところもあるのが現状です。
満足のいくアートメイクの施術を受けるために、症例や実績があり、メンズ向けのデザインが豊富なクリニックを探しましょう。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。