リジュランとポテンツァの違い6つを解説！毛穴への効果やおすすめの人も紹介

リジュランとポテンツァはどちらも肌再生を目指す美容治療ですが、その手法と効果に明確な違いがあります。 リジュランは、サーモンDNA由来の成分を直接注入し、肌内部から細胞を活性化させる治療法です。一方、ポテンツァは極細針と高周波を用い、針から薬剤を注入しさらに電気による熱が伝わることで肌を引き締めます。

特徴	リジュラン注射	ポテンツァ
治療方法	極細針でサーモンDNA由来のPN溶液を真皮層に直接注入	マイクロニードルで表皮に細い穴を開け、同時に高波を照射
肌悩み	目元 首の細かなシワ 全体的な肌のハリ・弾力低下 目の下のクマ 乾燥小じわ 肌のくすみ	ニキビ跡や凹凸のある肌 開いた毛穴 赤ら顔や顔の赤み 軽度のたるみ 肝斑やシミ たるみによるシワ
痛みと不快感	注射による局部的な痛みと圧迫感。麻酔クリームの使用で軽減可能	高周波による熱感とチクチクした刺激。麻酔クリームの使用で軽減可能
ダウンタイム	3-5日程度。腫れや赤み、まれに内出血が起こる可能性あり	1-3日程度。赤みと軽度の腫れ。内出血はほとんどない
効果と持続性	効果は2～4週間後から徐々に現れ、3～6ヶ月持続程度	即効性あり。効果は施術直後から現れ、3～4ヶ月程度持続
頻度	初回3～4回、2～3週間おきに実施。その後は3～6ヶ月ごとに継続療法	初回2～3回、4～6週間おきに実施。その後は症状に応じて追加施術
安全性と副作用	アレルギー反応のリスクが限りなく低い。魚アレルギーの方は注意	高周波使用のため、ペースメーカー使用者や金属アレルギーの方は不適
施術可能な部位	顔全体、首、デコルテ、手の甲など、広範囲に適用可能	主に顔面。ニキビ跡や毛穴開きが気になる部分に集中的に施術可能

本記事では、リジュランとポテンツァの併用についてやおすすめの人・おすすめでない人も解説しています。どっちがいいかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

リジュランとポテンツァの違い6つを比較

リジュランとポテンツァの違いを6つ解説します。

1. 作用、成分
2. 美容効果
3. 即効性
4. 持続時間
5. 副作用、リスク
6. 料金

違い①成分・作用

・リジュラン

主成分はサーモンDNA由来のポリヌクレオチド（PN）。PNが肌細胞を直接活性化し、コラーゲンとエラスチンの生成を促進します。抗炎症作用や血流改善効果もあり、肌の内部から再生を促すことで長期的な肌質改善と自然な若返り効果が特徴です。

・ポテンツァ

高周波（RF）エネルギーが主な作用源。マイクロニードルで開けた微細な穴から、RFを真皮層に直接照射します。熱刺激によりコラーゲン生成を促進し、即時的な引き締めに効果的です。各種薬剤の導入も可能で、多様な肌トラブルに対応します。

違い②美容効果

・リジュラン：肌再生と保湿

リジュラン注射はハリ弾力と透明感向上に効果的^1)2)3)4)5)です。肌全体では深部からの保湿力向上により、乾燥肌の改善、健康的なツヤを取り戻します。目元や口元など細かな部位にも適用でき、自然な若々しさを維持します。

・ポテンツァ：引き締め・リフトアップ

ポテンツァはたるみ改善やフェイスラインの引き締め、毛穴縮小に効果的です。肌のハリ、弾力を向上させ、キメを整えることで、若々しく滑らかな肌質へと導きます。

毛穴への効果の違いを比較

項目	リジュラン	ポテンツァ
毛穴への効果	内側から徐々に引き締め（コラーゲン、エラスチン生成促進） 皮脂分泌抑制（皮膚バリア機能強化） 毛穴の開きを自然に縮小（肌のターンオーバー促進）	即時的な引き締め効果（毛穴に直接アプローチ） 皮脂分泌を抑制（高周波による皮脂腺の縮小） 毛穴縮小（表皮層の引き締め）
効果の現れ方	2〜4週間後から徐々に、3回目以降で明確な改善、3〜6ヶ月持続	施術直後から効果実感、1回目から変化あり、3〜4ヶ月持続
推奨頻度	初回：2〜3週間おき3〜4回 維持：3〜6ヶ月ごと	初回：4〜6週間おき2〜3回 維持：2〜3ヶ月ごと
特徴	肌全体の質感改善 シワ・たるみにも効果 長期的な効果	毛穴・ニキビ跡に特化 即効性あり ダウンタイム短い

リジュランは肌の内側からのと再生を目的としており効果実感まで時間が掛かります。ポテンツァは引き締めとリフトアップ効果に強く、特にたるみや毛穴の引き締めを重視するのであれば効果的です。

違い③即効性

・リジュラン

リジュランは効果が緩やかに現れ、2〜4週間後から徐々に肌の改善が感じられます。自然な若返りを実現し、急激な変化ではなく穏やかな効果が特徴です。

・ポテンツァ

ポテンツァは施術直後から効果を実感できます。即時的なリフトアップ効果があり、肌の引き締めやハリの向上がすぐに感じられます。

即効性を求める場合はポテンツァ、自然な変化を望む場合はリジュランが適しています。

違い④持続時間

・リジュラン

リジュランの効果は通常3〜6ヶ月程度持続し、長期的な肌質改善が特徴です。肌の内部から働きかけるため、効果が徐々に現れ、長く続く傾向があります。

・ポテンツァ

ポテンツァの効果は一般的に3〜4ヶ月程度持続します。即効性がある分、効果の持続期間はリジュランよりやや短めですが、定期的な施術で効果を維持できます。

どちらも、個人の肌質や生活習慣により持続期間に差が出る可能性があります。

違い⑤副作用・リスク

・リジュラン

リジュランでは、腫れや赤みまれに内出血が数日間続く可能性があります。アレルギー反応のリスクは低く、比較的安全な治療法とされています。

・ポテンツァ

ポテンツァでは、赤み、熱感、軽度の痛みが数日間続く可能性があります。まれに色素沈着のリスクもあります。

どちらも重大な副作用は少ないですが、個人の肌質や体質により反応が異なる場合があるため、事前カウンセリングが重要です。

▶リジュランの痛みはどれくらい？詳しく見る
▶リジュラン注射ダウンタイムの日数・症状について詳しく見る

違い⑥料金

・リジュラン

リジュランは1回あたり3〜6万円程度で、部位や回数により変動します。初回治療では2〜4週間おきに3〜4回の施術が推奨されるため、総額で15〜30万円程度になることがあります。

・ポテンツァ

ポテンツァは1回あたり3〜10万円程度で、治療範囲や使用する薬剤により変動します。通常4〜6週間おきに2〜3回の施術を行うため、総額で6〜30万円程度になることがあります。

どちらもクリニックや地域により料金に差があるため、複数の医療機関で相談することをおすすめします。

リジュランとポテンツァは併用できる

リジュランとポテンツァは併用できます。リジュランの施術後にポテンツァを行うことで、肌再生効果とリフトアップ効果の両方を得られます。リジュランを実施した後、肌が安定する数週間を空けてからポテンツァを受けると良いでしょう。

＼併用による相乗効果／

• 肌再生の促進
  • リジュランのポリヌクレオチドがコラーゲン生成を促進し、ポテンツァの高周波刺激がさらにこの過程を加速させます
• 浸透力の向上
  • ポテンツァのマイクロニードルガリジュランの有効成分をより深く、均一に浸透させます
• 総合的な肌質改善
  • リジュランの保湿効果とポテンツァの引き締め効果が組み合わさり、より全面的な肌質改善が期待できます
• 持続性の向上
  • 単独で行うよりも効果の持続期間が延長される可能性があります

併用のメリット

リジュラン注射とポテンツァの併用は、効果の早期実感と持続性向上を実現します。

• 効果
  • ポテンツァの即効性とリジュランの長期的な効果が組み合わさり、施術初期から継続して改善が期待できます
• 多様な肌悩みへ対応
  • シワ、たるみ、毛穴、肌のハリなど、複雑な肌の問題に同時にアプローチできます
• カスタマイズ
  • 肌状態や希望に応じて、治療の強度や頻度を調整しやすくなります
• ダウンタイム
  • ポテンツァの高周波による止血効果により、リジュラン単独よりもダウンタイムが短縮される可能性があります

併用のデメリット・リスク

施術時間・コストが増します。両治療の特性を考慮したアフターケアを行いましょう。効果には個人差があるため、併用のメリットは必ずしも得られるわけではありません。

• 施術時間とコストの増加
  • 2つの治療を行うため、単独治療よりも時間と料金が高くなります
• 副作用のリスク増加
  • 腫れや赤みなどの一時的な副作用が強く出る可能性があります
• 術後ケア
  • 肌質によっては、より慎重な術後ケアが必要になる場合があります
• 個人差
  • 相乗効果には個人差があり、期待通りの結果が得られない可能性もあります

時間とコストでお悩みの場合、セット料金や注入量などを相談するとよいでしょう。

リジュラン・ポテンツァのよくある質問

リジュラン・ポテンツァのよくある質問をまとめました。

リジュランとポテンツァどっちが痛い？

痛みの種類が異なるため、感じ方には個人差があります。リジュランは注射特有の局所的な痛み、ポテンツァは極細針のチクチクとした痛みと高周波による熱感があります。

水光注射とポテンツァのどちらが良いですか？

水光注射後の出血が気になるのであればポテンツァが良いでしょう。

ただし、肌悩みによりおすすめは異なります。水光注射は小じわなど肌全体から細かな部位、ポテンツァは開いた毛穴やニキビ跡などに効果的です。

ポテンツァはやめたほうがいいですか？

金属アレルギーやペースメーカーをお使いの方は施術を避けましょう。

リジュラン、ジュベルック、ポテンツァの違いは何ですか？

リジュラン、ジュベルック、ポテンツァの主な違いは以下の通りです。

項目	リジュラン	ジュベルック	ポテンツァ
主成分	サーモンDNA由来ポリヌクレオチド（PN）	ポリ乳酸（PDLLA）と非架橋ヒアルロン酸	マイクロニードルRFと高周波
主な効果	肌の再生促進、保湿、ハリ・弾力向上	コラーゲン生成、肌のハリ・弾力向上	即効性のあるリフトアップ、毛穴改善
即効性	2〜4週間後に効果を実感	2〜3週間後から効果が現れる	施術直後から効果を感じる
持続時間	約6ヶ月～1年	約1年～1年半	3〜4ヶ月
おすすめの人	自然な若返りを求める人	長期的な肌改善を目指す人	ニキビ跡や毛穴の改善を求める人
おすすめでない人	魚アレルギーのある人	即効性を求める人	心臓ペースメーカーを使用している人

▶水光注射とリジュランの違いを詳しく見る
▶サーモン注射とリジュランの違いを詳しく見る
▶リジュランとジュべルックの違いを詳しく見る

リジュランとポテンツァのおすすめな人・おすすめでない人

リジュラン：肌の内部からの再生を目指す方や、目元や首などのデリケートな部位のケアを希望する方におすすめです。

ポテンツァ：ニキビ跡や毛穴の開き、即効性のあるリフトアップ効果を求める方におすすめです。

肌の悩みや理想の効果に応じて選択しましょう。

リジュランがおすすめな人・おすすめでない人

おすすめの人	おすすめでない人
肌内部から自然な若返りを目指したい人 目元や首などデリケート部位をケアしたい人 他の施術と組み合わせて相乗効果を求める人 長期かつ持続的な肌質改善を目指す人 注射による直接的な成分導入を希望する人	魚や魚卵にアレルギーがある人 注射に対して強い恐怖心がある人 即効性のある結果を求める人 内出血が気になる人 頻繁な通院が難しい人

リジュランは顔全体に使えますが、特に小ジワが気になる目元や口元、頬などに効果的です。加齢による乾燥や透明感の低下が気になる方におすすめします。

ポテンツァがおすすめの人・おすすめでない人

おすすめの人	おすすめでない人
毛穴の開き、ニキビ跡など凹凸を改善したい人 より多くの施術を一度に行いたい人 即効性のあるリフトアップ効果を求める人 赤ら顔の改善をしたい人 従来のニードル治療に抵抗がある人	ペースメーカーや内部除細動器を装着している人 高周波に対する不安や恐怖心がある人 極度の日焼けをしている人 金属アレルギーがある人 熱感や軽度の痛みに敏感な人

顔全体や目元・口元などリフトアップが必要な部位に効果的です。特にたるみや毛穴の開きが気になる方におすすめします。

美容施術に悩んだらカウンセリングで相談しよう

最適な施術は肌の状態、体調、気候など受けるタイミングにより異なります。美容サイトやSNSでは数多くの施術が紹介され、自分自身で選択するのは容易ではありません。そんなときはクリニックのカウンセリングを活用すると良いでしょう。

カウンセリングを受ける前にやっておくといいことを4つご紹介します。

1. 肌の悩みを明確にする
   • 肌状態や気になるポイントを具体的にリストアップしましょう。例）シワの位置や程度、たるみが気になる部位、肌のくすみや毛穴の状態など
2. 目指す姿や理想を明確にする
   • どのような肌になりたいのか、具体的なイメージを持ちましょう。例）自然な仕上がりを希望するのか、劇的な変化を求めるのかなど
3. 予算と時間の上限を決める
   • 予算の上限や、通院可能な頻度を事前に決めて計画性をもちましょう。例）1年間で総額15万が上限など
4. 質問リストを作成する
   • 施術の詳細、リスク、副作用、アフターケアなど知りたいことを事前にリストアップしておきます。

準備をすることで、限られたカウンセリング時間を有効に使え、最適な美容施術プランが見つけやすくなります。

• 特徴：肌の保湿力を向上させるために開発された製剤で、水分保持力を強化し、潤いのある肌に導きます。ヒアルロン酸や麻酔成分のリドカインが入っているため、痛みが気になる方におすすめです。
• 用途：保湿、乾燥による小ジワの改善、肌の輝きを向上。

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