- 脂肪溶解注射
- 料金
脂肪を溶かしたりむくみをすっきりさせる効果のある液体を、顔や体の気になる部分に注射し、スリミングさせる施術です。
脂肪溶解注射の成分
デオキシコール酸
脂肪細胞を破壊し溶解する効果のある成分としては、デオキシコール酸が有名です。
FDA(米食品医薬品局)の承認を得ている脂肪溶解注射の商品の主成分もデオキシコール酸です。
脂肪を溶かす作用が強く効果の高いデオキシコール酸ですが、注入後の腫れや痛みが強いのが欠点です。
ホスファチジルコリン
古くから使用されている、脂肪細胞から脂肪酸を遊離させる効果のある成分です。
デオキシコール酸ほどではないですが、注入後に腫れや痛みがあります。
植物成分など、その他の成分
脂肪をしっかり減らすという効果においては、デオキシコール酸、ホスファチジルコリン、が効果が高いですが、その他にも、マンヌロン酸・チロシン・アデノシン三リン酸、セイヨウトチノキ、αリポ酸など様々な成分があり、リンパ循環を促進したり(=むくみを取る作用)する効果があります。
体では、デオキシコール酸とホスファチジルコリン、顔では、植物成分などその他の成分
のものを使用します。顔にも体用のものと同じ成分の注射もできますが、腫れが強く出やすいため基本的にはオススメしていません。
※注意
ホスファチジルコリンは、大豆レシチンから抽出したリン脂質です。そのため大豆アレルギーのある方はボディの脂肪溶解注射はお受けいただけません。ボディ用の脂肪溶解注射には、脂肪細胞の細胞膜を溶解し脂肪細胞そのものの数を減少させる強力な効果があるため、その効果が出る過程で炎症が生じて腫れや痛みなどが1週間ほど出ます。衣服で隠せる部位であれば、日常生活に支障をきたすほどのものではありません。また、注射ですので内出血が出ることがあります。これも多くは1週間ほどで改善しますが、部位によっては完全にひくまでに数ヶ月以上かかるケースもあります。顔用の脂肪溶解注射は腫れにくい植物成分主体のものを使用しますので、当日むくみが出る程度です(内出血の可能性はあります)。