コラム
COLUMN
「VIO脱毛をしてみたいけど、痛いと聞くから不安」という人は、少なくありません。
しかし、VIO脱毛はどのくらい痛いのか、なぜ痛いのかはよくわからない人もいるでしょう。
脱毛はしたいけど痛いのはできるだけ避けたいという人のために、本記事では、VIO脱毛の痛みついて詳しく解説します。
痛みを軽減する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
VIO脱毛は、どれくらい痛いのかというと、他の部分を脱毛するよりも痛みがひどいです。VIOはデリケートゾーンであり、ほかの部分より皮膚が薄くなっているから、余計に痛みを感じやすいのです。
そのうえ、他の部分よりも濃くて太い毛が生えていることも、理由の一つです。どれくらい痛いのかといえば、主観になるためはっきりと言い切ることはできませんが、多くの人が体のほかの部分を脱毛したときよりも痛い、と感じています。
ちなみに、VIOを失敗したと感じる方もおられますが、「VIO脱毛は後悔することも?メリットやデメリット・失敗の理由についても解説」こちらの記事もご参考ください。
VIO脱毛が痛い理由は、デリケートゾーンであることと毛の濃さ以外にも理由があります。体調がすぐれないときや、初めての脱毛であれば、痛みを強く感じます。つまり、だれでも必ず痛いわけではなく、毎回痛いわけでもありません。VIO脱毛が痛いと感じる理由について、一つずつ詳しく解説します。
VIO脱毛が痛いと感じる理由の一つに、体調がすぐれないからというものがあります。たとえば、風邪気味だったり生理前で体がだるかったりすると、痛みを感じやすくなります。そのほかにも、肌が乾燥気味のときなども痛みを強く感じてしまうでしょう。
体調が悪くても、「せっかく予約が取れたから」「ほかの日は行く時間が取れないから」などといった理由で、無理を押して脱毛に行く人もいます。しかし、体調がすぐれなければ痛みを強く感じてしまうことにもなるため、後日改めて予約を取り直すことをおすすめします。
初めての脱毛だから、というのも痛みを強く感じる原因の一つです。とくに、これまで自分で脱毛処理をしていた、という人は注意が必要です。デリケートゾーンは自分自身で処理をすることが難しい場所であり、カミソリなどによって皮膚に色素沈着が起きている可能性があります。
つまり、皮膚が黒く変色していると、レーザーによる照射がほかの部分より、痛みを引き起こします。そのほか、初めてだからこそ痛みを感じるのではないかという不安に襲われることもあるでしょう。実際には、初めてのことに加えて理由となりえるため、痛いと大きく感じてしまうことがあります。
VIO脱毛医療の痛みを軽減する方法には、以下の4つがあります。
・体調を整えておく
・保湿ケアをしておく
・痛みの少ない機械を選ぶ
・麻酔ができる医院に予約しておく
それぞれどういったことなのかを、詳しく解説します。
体調が悪いと痛みを強く感じるため、体調を整えておくことで、感じる痛みを軽減できます。バランスのいい食事と適度な運動を心がけ、脱毛前日にはしっかり睡眠をとりましょう。とくに体調や肌に影響を及ぼすのは、夜の22時以降の睡眠です。
夜22時以降にホルモンが分泌されて身体や肌のバランスを整えてくれるので、ぜひ早めの就寝を心がけましょう。また、生理前などの明らかに体調が悪いときにもやめておくのがおすすめです。「ちょっとだるいだけだから」と思っても、デリケートな部分の脱毛は強い痛みを訴えることが多いので、やめておきましょう。
保湿ケアをしておくことも、痛みの軽減には大切なことです。肌が乾燥していたり炎症を起こしていたりすると、レーザーの熱で乾燥がより強くなり、痛みを強く感じてしまいます。そのため、肌を保湿してしっかり水分のバリアを作ってあげることで、レーザーの熱にも肌が十分耐えられるでしょう。
とくに脱毛の前日から当日にかけては、しっかり保湿するようにしてください。日頃からしっかり保湿ケアをして、潤いを保っておくことが大切です。
痛みの少ない機械を選ぶ、というのも重要なことです。VIO脱毛医療を行う機械は、1種類だけではありません。VIO脱毛医療に使える機械はいくつもの種類がありますが、毛のタイプや肌のタイプによって自分に合っているものを選ぶといいでしょう。脱毛医療の場合は、レーザータイプと蓄熱式脱毛があります。
レーザータイプは毛根を根元の組織から破壊するため、おすすめです。ただし、出力が強いと痛みも強く感じやすいため、どうしても痛くて我慢できないという人は、出力調整をしてもらいましょう。蓄熱式脱毛であれば、痛みをあまり感じないのが特徴です。「痛みを感じるから怖い」と、考えているのであれば、なるべく痛みを感じることが少ない機械を選ぶようにしましょう。
麻酔で痛みを感じなくする、というのも手段の一つです。麻酔とはいっても、患部に塗るだけのクリームか吸入タイプになるので、注射をするわけではありません。どちらも患部の痛みを和らげる効果がありますが、麻酔という言葉に抵抗感のある人もいるでしょう。
しかし、痛いのが苦手な人にはおすすめの方法といえます。ただし、どの病院でも必ず麻酔を用意してあるわけではないため、事前に確認してから予約を入れるようにしましょう。また、麻酔は有料の場合がほとんどです。そのため予約を入れる前には料金なども確認しておくといいでしょう。
メンズクララクリニックは、VIOの痛みに配慮した施術をおこなっています。希望があれば、麻酔をすることも可能なので、痛いのが苦手、痛みには弱いという人もぜひ、試してみてください。リラックスできる落ち着いた空間が、心を癒して落ち着かせてくれるでしょう。
男性専用のクリニックであるため、女性の目を気にすることなくデリケートな部分をきれいにできます。
まずは一度、医師のカウンセリングを受けてみてください。VIO脱毛が痛いと聞いて不安、という人はとくに、医師の説明を丁寧に聞くことが大切です。体調を万全に整えて、デリケートな部分の脱毛をしてもらいましょう。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。