正しく洗顔できていますか?

スキンケアの方法

正しく洗顔できていますか?

清潔に保つというスキンケア

健康な肌にはスキンケアは必要ないと何度も述べてきました。

ですが、実は、健康な肌でも必要なスキンケアがあります。

それは 洗顔 です。

皮膚の表面を清潔に保つには、洗浄は不可欠です。

誰にでも必要な3大スキンケア

  1. 洗顔
  2. 保湿
  3. 日焼け止め

のうちの1つです。

なぜ洗顔が必要なのか?

その答えを知るにはまず、汚れとは何かを知る必要があります。

肌の汚れとは

皮膚の汚れは、

  1. 外因性(外からくっついてくるもの)
  2. 内因性(身体から出てくるもの)

の2つに分けられます。

外因性の汚れ

ホコリや化学物質、本来皮膚にはない病的な細菌、真菌、ウイルスなどです。

あと、メイクアップ化粧品や日焼け止めも外因性の汚れです。

内因性の汚れ

皮脂、汗、垢となって剥がれ落ちるべき角質層、皮膚常在菌の代謝産物などです。

皮脂や汗は、分泌されてから時間が経って皮膚常在菌に分解されたり光に当たったりすると、化学式が変化して皮膚にとって有害な物質に変化します。

これらの汚れは適切な洗浄で落とす必要があります。

ぬるま湯による洗顔だけで十分ってホント?

水で流すだけでも落ちるものもありますが、油分を含んだものなどは石鹸などの洗顔料が必要になってきます。

ぬるま湯洗顔だけでいい条件

  • 皮脂分泌が少ない
  • ほとんど一日中を室内と地下で過ごすため日焼け止めを塗る必要がない
  • もちろん化粧もしない

これらの条件を満たすのは、引きこもりのスッピン女性くらいでしょうか……。

ちなみにこの条件は、お肌にとっては理想的な生活です。

男性は基本的に男性ホルモンの作用により皮脂分泌が盛んなので、まず洗顔料は使用した方がいいです。

洗顔料について

そもそも洗顔料とは皮膚表面の汚れを界面活性剤の乳化(可溶化)力により取り除くものです。

普段よく使われている石鹸やチューブタイプの洗顔料は、アルカリ性で泡立ちが良いのが特徴です。

肌は弱酸性

健康な皮膚はpH 4~7の弱酸性に保たれています。男性の方が女性よりもやや酸性です。

細菌感染など皮膚に病気があるところではアルカリ性に傾きます。

ニキビ肌など肌荒れしているところもアルカリ性に傾いています。

洗浄剤の使用により一時的にアルカリ性になりますが、健康な皮膚にはアルカリ中和能と言って弱酸性の状態に戻す力があるのでまったく問題ありません。

が、極端なpHに晒される時間が長いのはよくないです。

強酸性や強アルカリ性の温泉は基本的には劇薬です。肌が弱っている時は避けましょう。

標準的な洗顔料

汚れを落とすことに意味があるので、健康な肌状態であれば、洗浄力の強い通常の石鹸や洗顔料の使用が適しています。

アルカリ性で泡立ちの良いタイプです。しっかり泡立てて、手が肌に直接触れないように泡で優しく洗浄します。

特に表記がなければこのタイプの洗顔料のことが多いです。

肌に優しい洗顔料

肌に優しい洗顔料は、洗浄力は弱いです。

あえてそれを使う必要があるのは、肌が弱っている場合です。

例えば、ニキビ肌や敏感肌。

「え!? ニキビ肌ってしっかり洗った方がいいんじゃないの?」って思う方もいるかもしれませんね。

ニキビ肌そのものは肌が弱っている状態ですので、あらゆるケアを優しくする必要があります。

敏感肌(正確な定義はなく、男性には少ない)であれば、アトピー性皮膚炎に準じた対応が必要です。

その特徴は、

  • 乾燥しやすい
  • アルカリ中和能の低下(弱酸性の肌を保てない)
  • 痒みの閾値の低下(かゆくなりやすい)
  • 角質細胞間脂質量の低下(肌が潤う力が弱っている)
  • 皮脂分泌の低下
  • 発汗量の減少

などです。

ひと言でいうと、バリア機能の低下ですね。

弱った肌には、洗浄力の弱いアミノ酸系の弱酸性で保湿剤入りの洗浄剤が適しています。

正しい洗顔方法の解説で「よく泡立てて」というのがありますが、それは手でこする刺激を皮膚に与えないようにという配慮です。

弱った肌にオススメのアミノ酸系洗浄剤は、あまり泡立ちは良くありません。

よく泡立った方が良いはずと泡立ちだけで選ぶと、弱った肌には刺激が強すぎる可能性があります。

メイク落とし(クレンジング)

続いてクレンジングに関してまとめていきます。

日焼け止めだけでも必要なことも

男性は通常、石鹸などの洗浄剤で十分です。

ただ、メイクアップをした時や強い日焼け止めを使った後などはクレンジング(いわゆるメイク落とし)も必要になります。

ダブル洗顔は必須

メイク落としを使用した後は、余分な成分(皮膚にとっては汚れ)が残っています。

そのため、洗顔料でダブル洗顔をする必要があります。

ダブル洗顔は決して洗浄のしすぎではありません

メイク落とし(クレンジング)の選び方

メイク落としはクリームタイプ、乳液タイプが肌に優しいのでオススメです。

特殊な濃いメイクだと洗浄力の強いオイルタイプじゃないと落ちないこともありますが、肌には悪いです。

クレンジング剤は肌には悪いですが、汚れを落とすには必要なので必要悪です。

洗顔料より肌には悪いものだと認識すべきです。

男性がクレンジングまでしなければならない場面としては強い日焼け止めを塗った時がほとんどだと思います。

日焼け止めも肌に悪い、それを落とすクレンジングも肌に悪い。

悪い悪い尽くしですが、紫外線の害に比べればマシなのです。

(それだけ紫外線は最悪ってことですね)

乾燥肌は洗顔しないほうがいい?

乾燥肌や敏感肌は洗顔しないほうが良い、という迷信があります。

皮膚についた汚れは皮膚に害なので、きちんと洗浄した上で、しっかり保湿剤を塗ったほうが良いです。

病的な敏感肌と言えるアトピー性皮膚炎でも、洗いすぎは避けつつきちんと洗浄した方が症状が改善しやすいとのデータもあります。

洗いすぎとはどんな状態なのか?

そもそも洗いすぎとはどんな状態なのでしょうか。

敏感肌・乾燥肌であっても1日2回程度までの洗浄で、その後に保湿剤をしっかり塗れば洗いすぎではありません。

就寝時にあまり皮脂分泌されないタイプの肌質であれば朝はぬるま湯洗顔のみでも十分ですが、夜は洗顔料を使って洗浄する方が良い場合が多いです。

洗いすぎとは、

  • 角質を取りすぎるような行為(過度なスクラブやピーリング剤の使用、皮膚をこする行為など)
  • 洗顔後に保湿剤を使わなず乾燥させてしまうこと

を指すことが多いです。

角質層のバリア機能は、

  • 正常なターンオーバー
  • 潤い力

によって発揮されるので、その2大機能を壊すような洗顔行為は良くありません。

男性で洗いすぎになっているのは、ニキビ肌の方や、運動で汗をかくたびに洗顔はするけど保湿はしないという方が多いです。

ニキビ肌であっても保湿剤は必要です。

ニキビは乾燥で悪化するので ニキビができる→洗いすぎる→さらにニキビができる という負のスパイラルに陥ってしまうことがあり注意が必要です。

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