スキンケアでどこまで肌を変えられるのか?

スキンケアの方法

美しさは健康の象徴ともいえます。

肌がきれいというのは、すなわち肌が健康なことです。

健康であるために、何か特別なことが必要でしょうか?(必要ないというのはとても幸せなことです。)

スキンケアの限界

例えば、毎日せっせと心臓ケアをしている方はどれだけいらっしゃるでしょうか?

健康な状態であれば特に心臓のために何もしなくて良いので、心臓ケアと言うと「???」となる方が多いと思います。

しかし、実際には心臓ケアは存在します。

例えば、入浴(特に水深が深い)は心肺機能に負担になるので、外国のバスルームのように、非常に浅いバスタブに寝るような体勢で入浴を行うケアがあります。

また、心臓にペースメーカーが入っている方は、それを気遣う生活をする必要があります。

他の臓器も同様で、健康な人は特別にケアを意識することはありませんが、何か弱い部分や病気などあれば、ケアをする必要が出てきます。

スキンケアの必要性

では肌は・・・?

皮膚も人体の臓器のひとつなのに、健康な人でもスキンケアだけ取り立てて熱心にしなければならないのでしょうか?

答えはNoです。

では、なぜスキンケアはここまで一般化しているのでしょうか?

スキンケアをやりすぎてしまう理由

スキンケアをやりすぎてしまう理由は、

  1. 健康の範囲を超えて美しくなろうとする
  2. 老化が目につきやすい
  3. 皮膚を不健康にしてしまう原因が多い

主にこれら3つの理由が考えられます。

1.健康の範囲を超えて美しくなろうとする

人にはそれぞれ生まれ持った肌質というものがあります。

色白が色黒かはもちろん、肌の弾力や、潤う力、きめ(肌理)の細かさも生まれつき決まっています。

どのように生まれついても、健康な状態であれば美しさとして問題ないレベルなのですが、その範囲を超えて生まれ持ったもの以上になろうとする流れがあります。

スキンケアで変えられる範囲は微々たるものなので、実際は肌を痛めつけるほうに作用してしまっていることも多いのが現状です。

2.老化が目につきやすい

健康な状態の肌、というのは20歳頃の肌のイメージです。

皮膚も内臓も身体のあらゆる部分が老化で少しずつ衰えます。

ただ、内側のものは直接目に見えないので気になりにくいのに対し、皮膚の老化(特に顔面)は目につきやすいです。

そのため、それを改善しようとスキンケアを頑張ることが多いです。

 

ここで思い出していただきたいのは、肌がきれいというのはすなわち肌が健康なこと、肌が健康になるには、内側も健康でなければならないということです。

皮膚は内臓の鏡、つまり身体全体の老化が皮膚に反映されているのであって、果たしてそれをスキンケアだけでどこまで改善できるのでしょうか?

健康な範囲を超えて美しくなろうとすることに比べれば改善できる余地はありますが、あくまで微々たるものです。これも肌を痛めつけるほうに作用していることが多いです。

ちなみに、老化は化粧品による通常のスキンケアだけでは難しいですが、美容皮膚科の治療ではかなり改善できる可能性が高いです。

3.皮膚を不健康にしてしまう要因が多い

ここまで「スキンケアなんか要らないんじゃないか?」と思わせる内容でしたが、ここでやっとスキンケアの本領発揮です。

太古の昔に比べ、現代では皮膚を不健康にしてしまう新しい要因が増えています。

 

ひとつは、男性ならヒゲ剃り、女性なら化粧です。

これらは、百害あって一利なしです。肌にとっては迷惑千万、ちゃんとケアしてあげないとかわいそうです。

 

また、生まれ持った肌質に合わない環境への移動による肌ダメージも深刻です。

黒人はなぜ黒いのか? もちろん、強い紫外線から肌を守るためです。

アラブ系の人のまつ毛が非常に多く長いのは? 砂から目を守るためです。

日本でも昔は、北国出身は色白と相場が決まっていました。その他の肌質も、その土地ならではの生活環境に適合するように長い時間をかけて進化してきた結果です。

 

それが、飛行機など交通手段の発達で考えれないほどの距離を移動するようになり、本来持っている肌質に合わない要因にさらされるようになりました。

冷暖房の普及も、肌を乾燥させる要因です。このように皮膚を不健康にしてしまう要因に対しては、それなりのスキンケアが必須で非常に重要です。

不健康な要因(ヒゲ剃り、紫外線など)があってそれを避けられないのであれば、それによるダメージを回復させるためにスキンケアはしっかりするべきです。

どこまで肌をキレイにできるのか

肌の美しさは

  1. 生まれつきの肌質
  2. 身体年齢(内側の健康状態の度合いという意味で実年齢とは異なる)
  3. 現時点まででどれだけ肌を大事にしてきたか

で決まります。

さらに最大値は1と2で決まっています。

最大値をスキンケアで上げることはできません。

スキンケアでできるのは、最大値になるための補助です。それが3です。

実際には、間違ったスキンケアによりポテンシャルを十分に発揮できていない場合の方が多く、それが積み重なると、越えられない差になってきます。

スキンケアは非常に大切ですが、最大値を上げるものではないという認識は大切です。

もっとキレイな肌になるには

ここで注目すべきは、身体年齢は変えられる可能性があるということです。

身体年齢を変えられる可能性がある要素は、健康的な生活そのもので、睡眠・栄養・食事・運動などです。

地味で時間もかかることですが、とても大切です。長い間では必ず大きな差がつきます。

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