プチ整形とは
身だしなみやアンチエイジング系ではなく、顔の形を変えるという意味でのプチ整形についてお話しします。
どこからが整形?の記事の通り、プチ整形とは、メスを使わず、傷を残さず、ヒアルロン酸・ボトックス・糸・その他の注射などで効果を出していくタイプの施術です。
プチ整形では大きな変化は出ないことが多い
あくまでプチ整形ですから、本格的な美容整形手術のような大きな変化は出ません。
しかし、変化の大きさそのものは少なくても、その人にとって顔全体のバランスを整えるのに非常に有効な変化だった場合、かなり顔面偏差値を上げられることもあります。
本格的な美容整形手術を受けたとしても、必ずしもカッコよくならないというのは、その変化が顔面偏差値を上げるのにあまり意味がない場合のことがあるからです。
プチ整形の心構え
プチ整形で顔を変化させようとする時に忘れてはいけないのは、プチ整形はあくまでプチ、大きく変化させるものではないということです。
プチ整形でできることと、本格的な手術でできることは違います。
手軽さから、なんでもプチ整形で済まそうと欲張る方がいらっしゃいますが、大きく変化させようとプチ整形をやりすぎると、理想の形にならないどころか、かえって形が崩れてしまったり、想定外の副作用が起きることもあります。
プチ整形で欲張らない
これが大切です。
プチ整形で別人になれることはありません。
別人級になりたい場合は、本格的な美容整形手術を検討しましょう。
以上のように心構えしていただき、次はいよいよ、王道プチ整形メニューのご紹介です。
プチ整形の王道メニュー
二重埋没法
プチ整形と呼んでいいのか疑問なくらい劇的な効果が出ます。
上まぶたに糸を埋め込むことで二重のラインを作ります。
こんなに手軽に二重になれると、もともと二重なことが自慢(?)な人からすると、かなりズルいと感じます。
とは言えあくまでプチ整形なので、目元の構造をがっつり変えるものではなく、もとの目の上に二重ラインを作るものなので、期待しすぎは禁物です。
もとの目元の状態によってはすぐに糸が取れて戻ってしまうことも多く、繰り返すうちに、結局、手術による二重切開法をすることになる場合もあります。
アイプチで二重を作ると目元の皮膚を傷つけてしまうので、良くありません。アイプチをするくらいなら埋没法に早めに切り替えた方が良いです。
もともと二重の人が、加齢などによりまぶたがたるんで二重のラインがぶれてきた場合や、もう少し幅を広げたい場合などにも大変有効です。構造的に無理がないからか、もともと二重の人のほうが埋没法は取れにくい印象があります。
エラボトックス
日本人は、エラが張っていることが多いです。
骨の問題だと思われがちですが、実は筋肉を小さくするだけでかなり輪郭がスッキリすることが多いです。
エラの筋肉にボトックス注射をすることで、エラをスッキリできます。
歯ぎしり解消のために歯医者さんで打つボトックス注射と基本的には同じもので、歯ぎしりも解消されます。
涙袋ヒアルロン酸
涙袋は、目のまわりの筋肉(眼輪筋)が盛り上がったものです。
美の基準からすると涙袋はあってもなくても関係ないのですが、最近の流行なので、涙袋を好む方は多いです。
涙袋がない人は、日本人に多い、眼輪筋がそもそも小さい場合と、
西洋人に多い、彫りが深いため眼輪筋が骨格に埋まっていて表面から見えない場合の2通りがあります。
美しい顔の比率からすると、日本人は目が小さいことが多いので、目を大きく見せる効果のある涙袋があったほうがバランスが整うため美しく見える場合があります。
特に男性は、一重+涙袋の目元が最強説がありますが、バランス理論から考えてもあながち間違いではないです。
西洋人は彫りが深いため涙袋がない場合の方が多いです。
目がある程度大きければ涙袋はない方がむしろバランスが整うのと、西洋では涙袋のように目の下が膨らんでいるのは老化の象徴と捉えられているため、西洋人の感覚では涙袋はない方が美しいとされています。
人間はないものねだりなので、西洋人からは日本人のスッキリした一重は美しく見えるようです。セクシーと表現されることがあります。涙袋のない一重はスッキリそのもので、西洋人の目には非常に美しく感じることがあるようです。
涙袋は、若いうちはいいのですが、加齢により涙袋そのものがたるんでシワになってきます。末永く美しくいることを考えれば、涙袋はない方が本当は良い場合が多いです。
そんな涙袋ですが、ヒアルロン酸で簡単に作れます。
大きさも自由自在。
やってみたけど似合わなかったら、ヒアルロン酸を溶かす液体を入れれば簡単にもとに戻るので、手軽にチャレンジも可能です。
くちびるヒアルロン酸
男性だとむしろ口唇を薄くする手術の方が人気ですが、女性ではかなりの人気メニューになっています。
くちびるの淵(ふち)に沿って入れることで輪郭をはっきりさせてちょっとセクシーにしたり、もちろんボリューム調整も可能です。
口唇の黄金比は上:下=1:2ですが、それに近づけるためにヒアルロン酸で調整するのもありです。
鼻筋ヒアルロン酸(もしくは糸)
しっかりと鼻筋を高くするのであればシリコンプロテーゼなどによる本格手術が必要ですが、何ミリか高くする程度であれば、ヒアルロン酸でちょっときれいになれます。
入れすぎると太く流れてしまい変なので、欲張らないこと。
鼻の中央が膨らんでいたりなど、凹凸をなだらかにしたい場合にも重宝します。
ヒアルロン酸だけでなく、溶ける糸を入れることで少し高くすることもできます。
大きな変化ではないですが、手軽にちょっとシルエットをきれいにできるので、大人気の施術です。
鼻根部は目を栄養する大切な動脈が通っているので、そこにヒアルロン酸が思いっきり入ってしまうと、血管が閉塞して失明してしまうリスクがあります。滅多にない合併症ですが、認識はしておいて良いと思います。
顎(アゴ)ヒアルロン酸
あご?あごって関係あるの?って思った方は、美的感覚ド素人です笑!
あごの長さや形、前方への突出の具合などは、顔全体の美しさをかなり左右します。
顔の黄金比、横顔のEラインなどに関わってくる、とても大切な要素です。あごの形が整うと全体的に洗練されて見えます。
しかも、ヒアルロン酸で簡単に形を整えることができます。
二重埋没法と同じくらい、もともとあごが整っている人からすると、あまりにも手軽に整えることができてしまうため、ズルいという感覚です。
あごの形を整えるということは、女性の間ではかなり浸透していますが、男性はまだそれほどでもありません。
ホストの男性の間ではだいぶ常識となっているようで、私もかなり多くのホストの男性のあごを整えてきました。
あごが変わっても、普通はあまり他人から見られない部分なので、ほぼ気付かれることはありません。(気付かれないという意味では、意外と鼻をヒアルロン酸などで少々高くしても気付かれないです。)
あごは、手軽にできる、美的変化が大きい、なのに気付かれない、と良いこと尽くしな上に、男性の間ではまだ常識にまではなっていないので、ライバルに差をつけることも簡単です。
鼻のヒアルロン酸と違ってそこまで重大なリスクもありません。
糸による鼻先、小鼻の縮小
これに関しては、施術メニューとしては存在するクリニックが多いですが、変化はほんの少しです。
鼻の先の方の形を変えるには、やはり本格的な美容整形手術が必要です。
そこまではしたくないけど、少しでも整えたいという場合は受けてみても悪くない、副作用の少ない施術です。
脂肪溶解注射
液体を注射するだけで脂肪が溶けてなくなるという夢のような施術です。
・・・というほど劇的な効果ではないですが、脂肪をある程度減らすことができます。
ピンポイントで絶妙な調整ができるほどのものではないですが、頬やあご下などの脂肪を減らすことができます。
下ぶくれや二重あごの解消に大人気です。
副作用も少ないです。
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