美容整形は、甘い泥沼?

美容整形について

整形依存

整形依存という言葉があります。

ちょっとした肌のレーザー治療ですら拒否反応を示す人に話を聞いてみると、「整形依存になりそうで怖いから嫌」と言われることがあります。

整形依存になる人は少ない

美容クリニックを訪れる患者様を何万人も診てきた実感として、整形依存って、なかなかならないです。

「整形」と言っても、美容クリニックでの施術の多くは、肌状態を良くしたり、形を多少変えるにしてもプチ整形程度のライトなものがほとんど。

実際のところ、こう言っちゃなんですが、「大して変わらない」のです。

彼女が前髪を切っても気付かないのに、彼女の頬のはじっこにあった小さいシミが消えたとして、気付くでしょうか??(しかも、普段は化粧で隠しています)

 

逆に、大きく変わるような本格的な美容整形手術は、そんなに何回も受けるようなものではありません。1回で大きく変わるものを何回も受けたら、それこそ顔面崩壊しかねません。

 

外見を良い状態に保つのは、価値観によっては楽しいですし、やり始めると、特にアンチエイジグ系などはそれなりに継続してやる傾向があるのは事実です。
しかし、それが「依存」までになってしまうケースはかなりレアです。

整形依存ってどういうこと?

では、整形依存とはどういう状態なのでしょうか?

人生は困難の連続です。すべてのことが都合よく簡単に自分の思い通りになるなんてことはあり得ません。それをどうにかして乗り越えようと努力する過程で、様々な成長があります。
困難を乗り越えるための努力の内容は、多岐に渡ります。人間同士のコミュニケーション能力の向上はある意味1番大変かもしれません。

失敗の原因を顔のせいにする

それを解決する手段として美容整形をとらえてしまうと、悲劇が始まります。

ペーパーテストの試験勉強のように単純明快な目標であれば、「自分の顔が悪かったから試験に落ちた」とは思いませんが、もっと複雑な目標(例えば人間関係)になってくると、「もしかして自分の顔が悪かったから?」と思う可能性も全否定はできないと思います。
そりゃ、モデル業のような、明らかに求められているものが姿形ならそう考える気持ちもわかりますが、実際の社会では、顔が占める要素はそこまで大きくないでしょう。

整形しなくても外見は磨ける

顔と言っても、全体的な清潔感、表情の豊かさや、服装や髪型なども含めたセンスなども重要な要素です。もとの骨格で決まる要素ばかりではありません。

それなのに、人生がうまくいかないのを、自分の努力では変えられない部分の外見のせいだと思い込み、美容整形を繰り返す、これがいわゆる整形依存です。

美意識が高いのと整形依存は違う

自分がなりたい理想の外見になるために、複数回にわたって美容整形手術を受ける、というのは、いわゆる整形依存とは少し違います。

目標となるポイントが決まっているので、そこに到達さえできれば終了するからです。

目的は美しくなることではないのが整形依存

精神的に満たされるため

整形依存とは、客観的にはどんなに容貌が美しく変化したとしても、精神的に満足できないために、どんどん形を変えようとすることを指します。

終わりのない戦い。
解決手段は本来は美容整形ではないはずです。

苦しくて辛いけどやめられない

整形依存と言うと、外見が美しくなるのが楽しくてやめられない、というイメージがありますが、そうではないというお話です。

大掛かりな美容整形を繰り返すことで本当にどんどん綺麗になれるのであれば良いですが、本格的な手術を繰り返していると、逆に悪化してしまうことも多々あります

楽しくてやめられない甘い泥沼ではなく、苦しいけどせずにはいられない、そしてどんどん苦しくなっていく、、それが整形依存。

何かに依存することで人生の悩みを解決しようという意味で、整形依存は、アルコール依存などと似たようなものです。
対象は「整形」でなくても、その精神構造はほとんど一緒です。

お酒を少しでも飲めば、みんなアルコール依存になるでしょうか?

整形も同じことです。ほとんどの人は、美容院に通うように定期的にアンチエイジングで通ったり、どうしても直したい部分のみ本格的な手術を受けたり、というように上手に美容クリニックを利用しています。

 

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