ホクロを取りたい!キレイに取るには

ホクロ、イボ

ホクロの基本知識と治療法

ホクロはチャームポイント?

ホクロは生まれつきあることもあって、それ自体は老化の象徴ではないため、チャームポイントになることもあります。

ただ、ホクロがチャームポイントになる条件は意外と厳しいです。

ホクロには老化の象徴の側面もある

理想の肌は、陶器のようになめらかで、出来物などが何もない状態です。ホクロは基本的には美の観点から言えば余分なものです。

ホクロは生まれつきのものもありますが、紫外線などの影響で年をとると増えることが多いです。

また、盛り上がったものだと、加齢とともにさらに盛り上がって色も不均一になる傾向があり、老けた印象を与えます。

なので、ある程度以上の年齢の人の顔にホクロがあると、老けた印象を助長する可能性が高いです。

ホクロがチャームポイントになる条件

・全身から醸し出す印象、肌、ともに若々しい
・ホクロが盛り上がった老人ぽいものではない
・顔全体に不規則にたくさんあるのではなく1〜2個程度で、魅力的なパーツ(目、口)などの印象を強くするのに役立っている

・(番外編)人相学など占い的に良いホクロとされている

これ以外の場合は、美容的にはないほうが良いと言えます。

ホクロは大きくなる

悪性腫瘍の可能性もあります

急激に大きくなったものや、形がおかしいものなどは悪性腫瘍の可能性があるので、即、皮膚科で検査が必要です。

良性のホクロでも大きくなる

良性のホクロでも、だんだん大きくなることがあります。
特に盛り上がったタイプのものはどんどん大きくなりやすいです。大きくなってからでは除去した時の傷跡も大きくなってしまうので、早めのホクロ除去が吉です。

ホクロの基本知識

ホクロは母斑細胞

シミは、正常な皮膚にメラニン色素が増えてしまった状態であり、シミだからと言って特別な細胞があるわけではありません。

対してホクロは、母斑細胞という、通常の皮膚にはない細胞が増殖しています。母斑細胞にはメラニン色素を作る機能があります。ホクロが黒くみえるのはそのためであって、細胞そのものは無色です。

母斑細胞は、皮膚の表面に近いところほどメラニンを多く含み黒い色合いが強いです。奥の方は無色のことが多いです。

ホクロの深さはものによって様々

ホクロは、母斑細胞が皮膚のどの深さまで増殖しているのかによって深さが異なります。表皮の浅いところまでの場合もあれば、真皮の奥の方まで増殖している場合もあります。

肌の表面を超えて盛り上がることも

肌よりも膨らんでいるものは、真ん中が黒く周囲は肌色のことが多いです。加齢とともにさらに盛り上がる傾向です。

ホクロの治療法

メスで切開する方法

メスでしっかり切開する場合と、パンチでくり抜く方法があります。

いずれも鋭利なもので皮膚を傷つけることには変わりありませんが、パンチでくり抜く方法だと傷跡も5mm程度で目立ちにくいことが多いです。

皮膚科の保険診療でもできる治療法になります。

麻酔の注射をし、
メスでホクロを切り取り、
糸で縫合します。
1週間後に抜糸が必要です。
ナイフで切った後のような、一本の線のような傷が残ります。個人差、部位による差、ホクロの状態の差、などにより傷の目立ち方は変わってきます。
最初はピンク色で目立ちますが、時間経過とともに馴染みます。

 

ホクロが大きいなど条件によっては他の方法よりも傷がキレイに治る場合もありますが、限られた場合です。

また、ホクロの状態によってはメスを使う方法以外では除去できない場合もあります

保険診療の皮膚科で施術を受ける場合は、費用は安いですが、容姿を整えることが目的ではないので傷跡に配慮してもらいにくいのが欠点です。

この方法のメリットとして、ちゃんと奥まで取れるので、ほぼ再発なく完治できることが挙げられます。

電気分解法

電気メスで、ホクロを削り取る方法。

小さいものでは麻酔をせずそのまま、
ある程度以上の大きさのあるものでは麻酔の注射をし、
電気メスでホクロを少しずつ削ります。
施述後すぐは生傷になりますので、7〜10日間ほど保護テープを貼っていただきます。
初めのうちはピンク色ですが、3ヶ月程でだんだん肌色に近づいてきます。
炎症後色素沈着により、一時的に茶色っぽくなる場合がありますが、数ヶ月でひいてくることが多いです。
その後も年数とともに傷は目立ちにくくなります。

浅いホクロだとかなりキレイになります。
真皮の奥深くまで削ると深い傷跡が残ってしまいます。

深いホクロの対処法
浅いところまで削ってホクロの色を薄くするだけで良しとするか、深くまで削るかは相談の上で決めることが多いです。
なるべく色を取りたいとか、再発を予防したいのであれば、多少傷跡が目立ちそうでも深くまで削り、凹みなどの傷跡を避けたい場合は浅く削るのにとどめる、などの工夫をしています。

炭酸ガスレーザーの登場により、古典的な方法と言われることもありますが、熟練したドクターであれば、この方法で炭酸ガスレーザーよりもキレイにホクロを除去できることも多いです。

なるべくキレイにホクロを取るために、肌の奥の方まではえぐらないようにする治療ですので、再発の可能性はあります。

レーザー治療

炭酸ガスレーザーを用います。
レーザーと言っても、あてるだけでパッと色が消えるものではありません。レーザーの力でホクロの細胞を削りとるものです。

電気メスによる方法と、やり方や傷の経過はほとんど同じです。

かなり小さい1mmを下回るようなホクロでは、電気分解法よりもキレイに取れることがあります。

再発の可能性は電気分解法よりもやや高い印象です。

ホクロってキレイに取れるの?

ホクロがキレイに取れるかどうかは、そのホクロの深さと大きさでほぼ決まっています

表皮までの浅いものであれば、ほとんど傷を残さずキレイにとれます

真皮の奥深くまで母斑細胞が増殖している大きいものは、完全に除去すればまず深い傷跡がつきます。

ただし、治療の工夫によって傷跡はある程度コントロールできます

傷をあまり残さずに完治できるホクロは、かなり小さくて浅いものだけです。
ホクロの除去は一般的にある程度の傷は残るものと思っていた方が良いです。

美容的には、深くまで削って再発がないように完治させることを目指さず、見た目を整えることを最優先にすると良いです。

黒い色味が薄くなる程度に、メラニンを多く含む表面に近い母斑細胞のみ除去し、メラニンの量が少なく無色に近い真皮の奥の方にある母斑細胞はそのままにしておくのが、傷を綺麗に見た目を整えるコツです。

ただし、再発の可能性は高くなります。

ホクロは取っても再発する?

メスで切る方法は再発しないことが多いです。

電気分解法とレーザー治療は、深入りしない治療なので、奥の方の母斑細胞がまた増殖して再発することが多いです。

1年ほどで再発することもあれば、20年くらい経って再発することもあります。

治療の時にどこまで深く削ったかと、残った母斑細胞の元気さによります。

深くまで削れば再発はしにくいが傷跡は残りやすい、
浅いところだけの処置であれば傷は目立ちにくいが再発はしやすい、
という、再発確率と傷のキレイさはシーソーの関係です。

身体のホクロは傷が残りやすい

ホクロの除去に限らす、
顔は全身の中でもかなり傷がキレイに治りやすい部分です。

それ以外の身体は、顔に比べるとあらゆる傷跡が残りやすいです。

特に、デコルテ、胸、背中、肩甲骨、腹部、はケロイドの好発部位です。ケロイドとは傷の範囲を超えて盛り上がってしまう傷跡のふくらみです。ケロイドにまでならなくても、肥厚性瘢痕と言って、傷がふくらみやすいです。

これらの部分のホクロは、除去するのかどうか慎重に考えた方がいいです。
黒いホクロのままがいいのか?
多少傷跡になって盛り上がってしまったとしても肌色の状態にした方がいいのか?

身体の傷跡は残りやすいです。

 

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