ニキビ肌のスキンケア方法

ニキビ

ニキビを予防するには、ニキビが出来る原因となりやすい肌状態を改善する必要があります。

ニキビができやすい肌の状態

ニキビができやすい肌状態とは、乾燥肌、脂性肌の両方です。

乾燥肌とは意外に思うかもしれませんが、乾燥肌は角質が厚くなりやすく皮脂が過剰に分泌されやすいので、実はニキビができやすいのです。

(乾燥肌、脂性肌の対処法については別記事参照)

ニキビ肌

完全には解明されていないのですが、ニキビができやすい肌質というのはあります。

食生活と基本的なスキンケアにしっかり注意していてもニキビができてしまう肌質のことです。

その肌質を根本から変えるのは難しく、ニキビがなるべく初期段階のうちにしっかり治療して痕を残さないように気をつけると良いです。

別の病気の可能性

ステロイドを内服していたり、性ホルモンのバランスが乱れるような病気があったりすると、ニキビができることがあります。

この場合は、ニキビそのもののケアも大切ですが、まずは原因である病気の治療が先決です。

ニキビができている時の対処法

対処法はニキビの種類によって異なります。

①白ニキビ、黒ニキビ

ニキビの出来始めの段階なので、ここで適切なケアをして悪化させないことが大切です。

  • これ以上ニキビ菌が増えないようにすること
  • 余分な角質を除去すること

の2つがポイントです。

確実なのは美容皮膚科でのピーリングですが、ピーリング効果のある洗顔料でも代用できます。

角質を取る刺激を加えると乾燥しやすいので、その後はしっかり保湿剤を塗りましょう。

乾燥肌の方はピーリング剤を毛嫌いしてることも多いですが、実は乾燥により角質は厚くなる傾向にあるので保湿をしっかりする前提でのピーリングは有効です。

あえて美容成分を取り入れるなら、ビタミンCが有効です。

抗酸化作用、皮脂抑制作用があります。

②赤ニキビ

ここまで進行すると立派なニキビの完成です。

ニキビは日本でも保険適応のある皮膚疾患で、ちゃんと処方薬がありますのでそれをしっかり利用することが肝要です。

 

保険診療の皮膚科でのニキビ治療は、ここ10年くらいで画期的に良くなってきています。

昔は、抗生物質入りの塗り薬を処方されるだけで結局あまり効かないという例も多かったようですが、現在では、

  • 毛穴の詰まりを改善させるアダパレン(ディフェリン)
  • 過酸化ベンゾイル(べピオゲル)

などが処方されるようになり、治療効果はかなり上がりました。

その他にも、もちろん抗生物質(内服・外用)やビタミン剤(内服)などが有効です。

皮膚科の薬が効かないというイメージは過去のものなので、赤ニキビの状態になってしまったらちゃんと受診して薬を処方してもらうという姿勢が大切です。

 

使用開始して1~2ヶ月は、効果よりも副作用(赤み、ひりつきなど)が目立ちやすい時期なので、それを理解して成果をあせらないことも大切です。

同時に美容皮膚科でのニキビの基本治療を受けるのも良いです。ピーリング、光治療、イオン導入の組み合わせは鉄板です。

皮膚科での治療を受けながら同時に取り組めますので、早く効果を出したい場合は併用すると良いです。

③黄ニキビ

黄色い膿がたまっているのが見てわかる状態では、適切に潰した方が早く治ります。

圧出の処置を皮膚科で受けることができます。

本当はこの状態になってしまう前の赤ニキビの段階までで治療することが大切です。

膿を圧出したあとは次第に治っていくことが多いですが、炎症が強く肌の奥までダメージを受けてしまうとニキビ痕として凹みが残ってしまいます。いわゆるクレーターです。

赤ニキビと同様、皮膚科および美容皮膚科での治療の継続が大切です。

④濃い赤色〜茶色のニキビがなかなか治らない状態

赤ニキビがだんだん大きくなって黄色い膿が出てくるような段階では、皮膚科で処方される薬が良く効きます。

しかし、強い炎症がおさまってあとはだんだん色合いが戻るのを待つという期間では、薬の効果は少ないです。

「皮膚科でもらった薬で全然良くならない」と美容クリニックに訪れることが多いのも、この段階のニキビの対処についてです。

 

炎症の急性期は過ぎた状態なので、あとは自然にひくのを待つだけです。

この期間を短縮させるには、美容皮膚科の治療が効果的です。

ビタミンCなどの美白剤をイオン導入したり、赤みを消してくれるような光治療をしたりすることで、自然にひくのを待つよりも早く治すことが可能です。

⑤クレーター

ニキビの色が完全にひいた後でも残ってしまう凹み。

これは美容皮膚科の治療以外ではまず治りません

 

美容皮膚科の治療といっても、ピーリングや光治療、イオン導入といったニキビ治療で一般的に選択されるような肌に優しいものではほとんど効果がありません。

クレーターを治すにはそこの皮膚を再生させるような刺激を与える必要があります。

 

例えば、フラクショナルレーザーはレーザーの力で皮膚にミクロの穴をあけ、活性化させる治療です。

さらにそこに成長因子(コラーゲンなどができるように肌に働きかける因子)を塗布するとより効果的です。

1回で治るようなものはないので、長い時間をかけて繰り返し治療を受ける必要があります。

 

 

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