やりすぎスキンケアによる深刻な肌ダメージ

スキンケアの方法

やりすぎスキンケアによる深刻な肌ダメージに悩んでいませんか?

プロの目はごまかせない!肌に刻まれた生活履歴

美容皮膚科の基本は、

  1. 現在の肌状態を診察、気になっているところの問診
  2. 毎日のスキンケアの内容、生活環境を詳細に問診

から始まります。

 

とくに大切なのは②です。

生まれつきの肌質もありますが、この問診内容だけで、現在の肌状態がおおよそ分かります。

 

逆に、①から②を予測できることも多いです。

診療時間の都合で②を省くところが多い現状ですが、予測がついてしまうのであまり問題ないという側面もあります。

実際の診療では、患者様の性格を考えてアドバイス方法も変えたりします。

肌荒れの原因

皮膚疾患がない場合、乾燥を主体とする肌荒れの原因のほとんどは、間違ったスキンケアによるものです。

ちなみに、ニキビは医学的に「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患に分類されます。

化粧品よりも効果の高い医薬品が皮膚科を受診すれば保険診療で処方してもらえますので、上手に利用したいところです。

 

幸い男性はスキンケアをやりすぎることは少ないのでそのダメージで悩む方は少ないです。

ただ、何らかのきっかけ(ニキビや、仕事の都合などで化粧をするようになるなど)でスキンケアを始めてからドツボにはまってしまう方も散見します。

間違ったスキンケア

問題になるような間違ったスキンケア方法とは、以下のようなものです。

 

  • クレンジングを念入りにしすぎる
  • 洗顔料にピーリング剤が入っているものを長期間使い続ける
  • スクラブをやりすぎる
  • 収斂効果のある弱酸(サリチル酸)を含む化粧水の長期使用
  • 化粧水をつけるときにコットンを使うことによる角質ダメージ、肝斑の誘発
  • 美容液やクリームなどのつけすぎ
  • マッサージ
  • リキッドタイプファンデーションの使用
  • 日焼け止めを使わない

マッサージは肌には悪い

マッサージはリラックス効果や筋肉に対する効果はあるかもしれませんが、肌にとっては百害あって一利なしです。

角質ダメージおよび真皮層のコラーゲン線維へのダメージにより、シミ・くすみ・たるみの直接原因になります。

マッサージまでいかなくても、基本的に何かが「肌に触れる」だけで肌には悪です。

化粧品の使いすぎ

美容液やクリームなど、多くのアイテムの重ね塗りを続けると肌荒れすることが多いです。

防腐剤も1つ1つの化粧品に含まれる量は普通で肌に塗って問題なくても、数多くのアイテムを重ね塗りすることで過剰な量を投与していることになります。

角質の正常な機能の破壊、多量の防腐剤による皮膚常在菌の乱れを引き起こします。

また、塗るという行為そのものが「肌に触れる」行為になりますので、肌には悪いです。

ニキビ肌をさらに悪化させてしまうスキンケア

先ほど間違ったスキンケアで挙げた項目とかぶりますが、ニキビ肌でよく選択される以下のような行為は肌状態の悪化につながることが多いです。

 

  • 洗顔料にピーリング剤が入っているものを長期間使い続ける
  • スクラブをやりすぎる
  • 収斂効果のある弱酸(サリチル酸)を含む化粧水の長期使用

 

ニキビの成り立ちについては別記事で詳しく述べますが、上記のケアもうまく利用すればプラスになるものの……。

加減がわからず、肌のバリア機能を壊してかえってニキビを悪化させている場合が多いので注意です。

ニキビケアで一番大切なこと

ニキビ肌のスキンケアで一番大切なことは、保湿です。

ニキビ菌の栄養になってしまうような油性成分の保湿剤を避けて、水溶性のものを使うのがポイント。

角質と皮脂が悪いというのは正しいですが、それを除去することばかりに気を取られてバリア機能を破壊してしまうのです。

肌が乾燥しているとかえって皮脂分泌が増えてしまい、結果的にニキビが悪化しているケースも多いです。

どんなに保湿剤をたくさん塗っても乾燥する原因

たまに「たくさんスキンケア化粧品を塗りたくってるのに乾燥がとまらない!」という方がいらっしゃいます。

原因は主に以下の3つです。

化粧品の使いすぎ

保湿成分以外の余分な成分(特殊剤や防腐剤など)が肌にダメージを与えてしまいます。

生活習慣が悪い

肌にとって過酷な生活習慣だと、どんなに正しいスキンケアをしてもダメな場合があります。

太陽を1日中浴びながら運動し汗をかいても清潔にする時間もないとか、毎日マッサージを1時間するとか。

肌に悪いことをひたすらしていると、保湿剤を塗るくらいでは対処できません。

皮膚の疾患

頻度は低いですが、皮膚の病気の可能性もあります。

思い当たることもないのに肌荒れがひどい場合は皮膚科を受診した方がいいです。

 

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