コラム
COLUMN
「目の下のクマを消す方法ってないのかな?」
と悩んでいませんか?
確かにクマがあることで疲れている印象に見えてしまうため、できればはやめに解消したいですよね。
この記事では、目の下のクマの種類とそれを消す方法を医師が解説します。
スキンケア方法やクマにオススメの施術についても医師がお話しするので、クマを消す参考にしていただけたらと思います。
メンズクララではクマ取り施術の症例数も多く、クマで困っている方は遠慮なくご来院してください。
目の下にできるクマは、生活習慣が乱れてしまったり、睡眠不足が続いてしまっている状態が長引くことが原因でできるとされています。
クマがあることで実年齢よりも老けて見えてしまったり、疲れてしまっていたりする印象を与えてしまうこともあるため、なぜクマができているのか原因を知る必要があるので、皮膚科やクリニックで診察してもらうようにしましょう。
目の下のクマを消す方法としては日常生活を見直しつつ、目元付近の血行を良くするためにホットタオルで目元を温めたり、しっかりと睡眠時間を取ったりすることが大切です。
ただし、クマの種類によっては上記のことを試してみても、効果を実感できない傾向があるため、そのような場合は医師に相談するようにしましょう。
自宅でのケア方法については「くまの取り方・改善方法は?自宅でできるスキンケア方法などを医師が解説!」が詳しいのでそちらも併せてご覧ください。
ここからは、目の下にできるクマの種類4つと、クマの種類の見極め方を医師が解説します。
クマの種類を知ることで原因を知ることができるだけでなく、クリニックなどで治療を受ける際にどんな施術方法で効果を実感できるのかも知ることができるためおすすめです。
また、お話しするクマの種類によっては自宅ケアで改善できるケースもあるため、セルフチェック方法も同時にお話しするので参考にしていただけたらと思います。
各々のクマについての治療法については「クマ取りにオススメな目の下の治療法は?施術方法などを医師が解説!」が詳しいので併せてご参考ください。
1つ目は黒クマについてです。
黒クマは加齢や皮膚のたるみが原因で目の下部分の皮膚が影になり、黒いクマに見えてしまう特徴があります。
このような場合は、皮膚の老化を防ぐことが大切になるため、紫外線予防や皮膚の乾燥を防ぐためにしっかりと保湿する必要があるので注意が必要です。
自宅でできるセルフチェック方法としては、目の下の皮膚に段差ができてしまっていたり、膨らみや凹みが目立っている特徴があるため、鏡でチェックしてみてください。
2つ目は青クマについてです。
青クマの場合は、クマができている部分を温めたり冷やしたりすることで解消されることがあるので、ぜひ試してみてください。
また、青クマは目の下部分にある静脈が血行不良になってしまったり、睡眠不足や眼精疲労などが続いてしまったりすることでできるクマのため、生活習慣を見直すことから初めてみるのがオススメです。
自宅でできるセルフチェック方法としては、目の下の皮膚を軽く引っ張って、クマの色が少しでも薄くなる場合は青クマの可能性が高いと考えていいでしょう。
ただし、目の下の皮膚が薄い方の場合だと静脈が見えやすい傾向があるため、自分の皮膚状態に適した治療を受けられるよう医師に相談してみるのがオススメです。
3つ目は茶クマについてです。
茶クマは日頃のアイメイクや目元への摩擦でできてしまう特徴があるため、色素沈着している皮膚状態が特徴的なクマです。
花粉やアレルギー持ちの方だけでなく、アイメイクを落とす際にも目を擦るようにして摩擦が生じないように気をつけなければいけません。
自宅でできるセルフチェック方法としては、鏡で目の下を見た時に茶色っぽい色味で、皮膚を引っ張っても色が変わらない傾向があるので、少しでも「茶クマなのかな?」と悩んでいる方はぜひ試してみてください。
4つ目は赤クマについてです。
赤クマは、目の下の脂肪が眼輪筋という筋肉を圧迫してしまうことで、赤いクマのように見える特徴があります。
目の下の脂肪で筋肉が圧迫されている状態になってしまっているため、脱脂施術を行うことで眼輪筋への圧が無くなって解消されることが多いです。
そのため、赤クマを解消したい場合は脱脂施術を受けると効果を実感しやすいので、医師に赤くまと診断された際は、どのような施術で改善されるのかを聞くのがオススメです。
自宅でできるセルフチェック方法としては、目の下の皮膚が加齢などの影響でたるんでいたり、赤く腫れぼったい印象の目元になってしまったりする方は赤クマの可能性が高いため、しっかりと医師に診察してもらう必要があります。
目の下のクマを解消するスキンケア方法は、洗顔後に目元の血流を促進させるためにホットタオルなどで目元を温めてから、ビタミンC誘導体とグリセリンが含まれているフェイスパックを使用するといいでしょう。
黒・青・茶・赤クマの原因とされる皮膚の老化や乾燥、メラニン色素の抑制効果などの美容効果も同時に得られるためオススメです。
一方、目の下のクマを解消するためのマッサージ方法としては、人差し指で目頭と目尻に対して少し痛みを感じる程度に5秒間押すのが効果的です。
目の下の皮膚を引っ張るようなマッサージ方法もありますが、逆に皮膚のたるみや余計なシワができてしまう原因につながる恐れがあるため、刺激を与えないようにしましょう。
また、目元をくるくると指でマッサージしたいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、少しの摩擦が茶クマの原因に繋がるため注意してくださいね。
目の下のクマを今すぐ消す方法としてオススメのメイク方法は、筆タイプのコンシーラーかリキッドタイプのコンシーラーを使用してカバーするのがオススメです。
スティックやクリームタイプのコンシーラーの場合、摩擦が強くなってしまう可能性があるため、茶クマの原因になります。
そのため、筆タイプのコンシーラーやリキッドタイプのコンシーラーを目の下に軽く付け、トントンと叩くように優しく馴染ませるといいでしょう。
かなり目立ちにくくなるので、「今すぐにクマを消したい!」という方は、ぜひ試してみてくださいね。
ここまで4種類のクマを紹介しましたが、それぞれ自宅でのケア方法やクリニックでの治療方法が異なる特徴があります。
自分がどんなクマなのかセルフチェックした後に、自宅でできるベストなケア方法はどんな方法なのかや、クリニックで治療する際にどのように施術をするのかを知る参考にしていただけたらと思います。
黒クマの方は肌の老化や乾燥が原因でできやすい傾向があるため、ビタミンC誘導体・アスタキサンチン・甘草エキスなどが配合されている美容液を使いつつ、しっかりと保湿してくれるクリームを目の下に塗るのがオススメです。
継続することで黒クマの進行を遅らせることができるため、日々のケアの参考にしていただけたらと思います。
黒クマの治療方法としては、医師が目の下の皮膚のたるみ具合などを診察し、たるんでしまった皮膚を引き上げたり凹んでしまっている箇所にボトックス注射をするなど、様々な施術方法があります。
そのため、まずは医師に自分の目の下の皮膚状態を診察してもらって、ベストな治療方法はどんな施術かを聞いてみるのがオススメです。
青クマの方の自宅ケア方法は、ホットアイマスクで目の疲れを癒しながら寝たり、目の下の「くま取りシート」を使用するのがオススメです。
目の下の「くま取りシート」は、粘着してくれるだけでなく、スクワランやホホバオイルなどの美容成分も配合されているので、肌の調子が良くなる効果も実感することができます。
青クマの方の場合、血行不良や生活習慣などの乱れで目立ってしまう傾向があるため、日々の生活を見直すようにしましょう。
生活習慣を長い間改善してみても青クマが解消されない場合、クリニックへ相談して医師に診察してもらうようにしてください。
青クマの治療方法としては、専用のマシンを使用して血流を良くしたり点滴を行って疲労を回復するなどの施術方法があります。
しかし、もともと目の下の皮膚が薄い方の場合は青クマが目立ちやすい傾向があるため、何度も青クマができてしまう恐れがあるので、目の下の皮膚を少しボリュームアップするボトックス注射やヒアルロン酸注射が有効なケースもあるので、医師とのカウンセリング時に施術を受けるデメリットなども含めて相談してみましょう。
目の下にヒアルロン酸を入れる治療については「目の下のクマはヒアルロン酸を注入で改善される?持続期間やデメリットを医師が解説!」が詳しいのでそちらも併せてご参考ください。
茶クマの方は日々のアイメイクなどの摩擦でできる色素沈着で悩んでしまう傾向があるため、まずはクレンジング用品などを見直すことがオススメです。
できれば擦らずにサッとアイメイクを落とせる「メイク落としシート」を買ったり、メイクを薄くしたりするのが良いでしょう。
また、メラニンの生成を抑制することで色素沈着やシミ対策にもなるので、ビタミンC誘導体を含んだ美容液やフェイスパックを日々のスキンケアに取り入れるのもオススメなので、ぜひ参考にしてください。
茶クマの治療方法は、色素沈着を解消するレーザーを照射したり、ハイドロキノン成分を含む塗り薬を使用するのが効果的です。
特に塗り薬として処方されるクマ取りクリームは市販の物よりも安く、保険が適用されるのでコストを抑えて治療に専念することができるのでオススメです。
ただし、茶クマはレーザーやクリームを継続的に受けなければ改善効果を実感しにくい特徴があるため、茶クマを治したいと考えている方は、できるだけ通いやすいクリニックを選ぶようにしましょう。
赤クマは目の下のたるみや膨らみが原因でできるとされていますが、目元の膨らみをスキンケアで改善することはできないため、紫外線を浴びないようにしたり日焼け止めを塗ったりすることが大切になります。
もし外にいる時間が多くなってしまった時は、肌の炎症やメラニンの生成を抑制する美容成分だけでなく、肌のハリ・ツヤ感をアップさせることが大切なので、様々な美容成分が配合されたフェイスパックを使用して保湿するのがオススメです。
そんな赤クマの方の治療方法は、目の下にある余分な脂肪を脱脂する施術が効果的ですが、目の下の皮膚のたるみ具合によっては組み合わせ治療として糸リフト・ハイフなどが効果的なケースもあるので、しっかりと医師に診察してもらうようにしましょう。
ただし、ダウンタイムとして赤みや腫れなどの症状が出やすいので、施術をした後はゆっくり休めるようにスケジュールを組めるようにするのがオススメです。
ちなみに、ダウンタイムについては「クマ取り治療のダウンタイムについて医師が徹底解説!」の記事もご参考してください。
メンズクララクリニックでは、「切らない目の下のクマ取り治療」でクマを解消することができます。
施術を受けるメリットやデメリット・ダウンタイムについてもお話しするので、これからクマ取り治療をクリニックに相談しようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「切らない目の下のクマ取り治療」は、下瞼の裏側からクマの原因とされている脂肪を脱脂することで、綺麗な状態の目元にする施術です。
ですが、まずはカウンセリング時にクマを診察させていただき、どんな治療方法が効果的なのかを判断しなければいけないため、すべてのクマ治療に適している施術法ではないので注意してください。
目の下の皮膚の状態を見てヒアルロン酸を注入することもあれば、茶クマのように色素沈着によるクマで悩んでいる方に対しては、マシン治療をカウンセリング時にご提案させていただきます。
ちなみに切らないクマ取り施術については「切らないクマ取りのダウンタイムについて専門家が詳しく解説」も併せてご覧ください。
「切らない目の下のクマ取り治療」を受けるメリットは、顔の表面に手術後の跡などが残ることがないため、クマの悩みを解消できるだけでなく傷跡が残る心配もしなくて済みます。
また、従来の切開するクマ取り治療よりもダウンタイム期間が少ないため、回復が早いのもメリットです。
「切らない目の下のクマ取り治療」を受けるデメリットやダウンタイムは、内出血や腫れ感が2〜3日ほど続いてしまうことです。
また、2,000人に1人の割合で、体質的な問題でダウンタイム期間が長引いてしまう方もいますが、従来の切開法よりも少ない期間でクマを解消することができます。
ただし、施術時に脂肪を取り過ぎてしまったり、脂肪を完全に取れていなかったりすることで、満足いく仕上がりにならない可能性があります。
また、脂肪を取るだけで骨格の凹みが気になってしまうタイプの方の場合だと、脂肪注入を含めた複合的な手術をしなければならないケースがあるため、丁寧なカウンセリングを心がけています。
術後の仕上がりだけでなく、複合治療が必要かもしれない場合もカウンセリング時にお伝えできるよう当院では患者様の対応に力を入れているため、少しでもクマに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
メンズクララでは、クマとりについて数多くの症例があります。
切らない目の下くま取りの施術を行なった方です。施術後、すっきりしているのがわかるでしょうか?
次の方も明らかに施術前後で変わっているのがわかるでしょうか?メンズクララでは顧客満足度の高い施術を常におこなっています。
詳しくは「症例写真」をご覧ください。
メンズクララでは傷跡も残らないようなクマの治療を行っています。詳しくは「【メンズ必見】傷跡が残らない目の下のクマ治療について医師が解説!」をご確認ください。
このほかにも症例写真があります。詳しくはこちらをご覧ください。
いかがだったでしょうか?
目の下のクマにお困りの方は、メンズクララクリニックでご相談ください。症例数の多い当院では、クマに関してより適切な処置をご提案差し上げます。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。