コラム
COLUMN
「目の下のクマはヒアルロン酸を注入すれば改善するのでしょ」
と悩んでいませんか?
また、目元付近に針を刺して行う施術なので、ちょっと抵抗感があるという方も多いのではないのでしょうか?
この記事では、目の下のクマに対してヒアルロン酸注射が効果的な理由と、持続期間やデメリットを医師が解説します。
記事後半には、目の下のクマ治療に関するよくある質問に対しても解説しているので、これから施術を受けようと検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
クマについてお悩みの方、ヒアルロン酸に興味ある方はメンズクララまでご来院ください。
目の下にクマがある方全員に対してヒアルロン酸注射がオススメというわけではなく、目の下がくぼんでしまって居る状態の方に対して効果的な施術がヒアルロン酸を注入することです。
いわゆる「黒クマ」「青クマ」といわれる人が対象です。
他にも目の下周辺に軽度の膨らみがある部位に対し、ヒアルロン酸を注入すると凹凸感がなくなって綺麗で若々しい見た目にすることができる施術のため、医師からオススメされるケースもあります。
また、ヒアルロン酸はもともと体内にある成分のなので、厚生労働省から安全性の高い施術とされている特徴があります。
目の下にできてしまうクマには、主に黒クマ・青クマ・茶クマ・赤クマの4種類があります。
クマができてしまう原因や治療方法はそれぞれ異なるため、施術を受けて症状を改善するには、クマ治療の実績や経歴が豊富な医師に相談するのがベストです。
今回は、ヒアルロン酸注入に効果的な黒クマと青クマについてみていきます。
クマの種類については「目の下のクマの種類とスキンケア方法やオススメの施術もご紹介!」に詳しくあるので併せてご参考にしてください。
目の下がくぼんでしまっている状態が特徴的なのが黒クマです。
加齢によって目の周りの筋肉が衰え、周りの脂肪を支えられなくなり、目の下の眼窩脂肪が押し出されることで膨らみや影ができてしまいます。
また、コラーゲンの減少や乾燥や紫外線によるダメージにより、肌のハリや弾力が失われることによる皮膚のたるみで黒クマができます。
青クマは、生活習慣が乱れていたり血行がよくない時に目の下が青くなったりしてしまう特徴があります。
目の下の皮膚がかなり薄い状態の方の場合だと、すぐに青クマが目立ってしまう特徴があります。
「いろんなことで対処してみたけど、なかなか改善されない。」という方は、医師に相談して適切な治療を受けると良いでしょう。
なお、一般的に自宅で青クマは治療ができないので青クマががあると感じた人はクリニックに行きましょう。
黒クマの場合は、ヒアルロン酸を注入して目の下のくぼみを押し上げてくれる効果を得ることができるため、改善効果を実感しやすい傾向があります。
ですが、黒クマの進行状況によっては目の下の部分に余っている脂肪を切開しなければいけないケースもあるため、まずは自分のクマ状態と皮膚のたるみがどこまで進行しているのかをチェックしてもらってから、どんな施術を受けるか医師に相談してから決めるのがオススメです。
一方、青クマの方がヒアルロン酸注射をする場合だと、皮膚と血管の間にヒアルロン酸を注入する特徴があります。
そうすることで青クマを目立たなくさせることができるだけでなく、目元付近のボリュームがアップするので綺麗な仕上がりの状態になれるのでオススメです。
ただし、青クマができていても皮膚が薄い方にオススメの施術方法なので、まずは青クマができる原因とされている生活習慣を見直し、血行不良・眼精疲労・睡眠不足など自分で改善できることから始めてみると良いでしょう。
黒クマも青クマも、比較的ヒアルロン酸注射のみで改善効果を実感しやすい施術法なので、少しでも症状を解消したい方はクリニックへ相談してみてくださいね。
青クマの方がヒアルロン酸注射の施術を受ける際は、血管と皮膚の間に注入する必要があるため注意が必要です。
ただし注入する部分によっては、症状が悪化してしまう恐れもあるので、しっかりと医師から施術を受けるリスクやメリットなどを聞いた上で判断する必要があります。
そのため、カウンセリング時に悩みをしっかりと聞いてくれる医師のもとで相談するのがオススメです。
丁寧に施術の説明をしてくれる医師は、症例実績だけでなく予約体制や緊急時の対応もしっかりと話してくれる特徴があるので、少しでも気になるクリニックがあればホームページなどから相談をしてみると良いでしょう。
黒クマと青クマはヒアルロン酸注射が効果的とお話ししましたが、茶クマと赤クマで悩んでいる方の場合だと、ヒアルロン酸注射の施術を受けたとしても改善効果を実感しにくい可能性があります。
茶クマと赤クマの場合、どのような治療方法が効果的なのかや施術を受ける際の注意点などもお話しするので、ぜひ参考にしてください。
茶クマは色素沈着によってできることが原因とされているクマのため、塗り薬やレーザー治療で症状を改善しなければいけません。
肌の漂白剤とよぼれているハイドロキノンや、肌の再生効果が期待できるとされているトレチノインなどの塗り薬を処方される場合が多いので、医師の指示に従いながら治療生活を過ごすようにしましょう。
一方、レーザー治療の場合はクリニックへ通院する必要があるだけでなく、一回の施術で効果を実感しにくい特徴があります。
ただし、照射するレーザーの種類によっては、治療を始めた1ヶ月後にクマが濃くなってしまう恐れもあるので注意が必要です。
一時的にクマが濃くなってしまうのはなぜなのかや、どのくらいの期間でどこまで改善されるのかを知るためにも、クリニックで症例写真などを見せてもらうのがオススメです。
赤クマを改善するには眼輪筋の影響で皮膚脂肪が突出している状態のため、脂肪除去の施術を受けることで解消される特徴があります。
ただし、目の下の皮膚の状態が薄い方の場合、ヒアルロン酸注射が効果的な場合もあるため、医師の診察を受けてから双方で話し合って治療を進めるのがオススメです。
ここまでは、目の下のクマに対してヒアルロン酸注射で改善効果が実感できると話してきましたが、他の施術と組み合わせることでよりクマの改善効果を実感しやすい治療方法もあります。
確かにヒアルロン酸注射だけでも改善効果を実感することができますが、「もっと効率的な治療方法ではやくクマを解消したい。」と考えている方もいるのではないでしょうか?
ここからは、ヒアルロン酸注射と組み合わせることで効果を実感しやすい施術についてご紹介するので、クマを改善したいと検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
ヒアルロン酸の注入と糸リフトを組み合わせることで、目元のボリュームをアップさせられるだけでなく、加齢などの影響でたるんだ皮膚を引き上げることができます。
また、使用する糸によっては体内で吸収されてコラーゲンが生成され、ふっくらとした仕上がりの目元になるのでオススメです。
重度のたるみに対してもオススメな組み合わせ治療のため、黒クマの症状が進行している方は特に改善効果を実感しやすいでしょう。
また、糸リフトは皮膚を引き上げてくれる施術のため、目元の小じわなどを改善できて若々しい印象になれるため、少しでも気になって方は医師に相談してみてはいかがでしょうか?
ヒアルロン酸注射と糸リフトとハイフの治療を組み合わせることで、ヒアルロン酸注射と糸リフトだけの施術よりも、目元のたるみに対してより効果的な治療効果を実感することができるようになります。
ハイフは皮膚の奥深くにあるSMAS層までアプローチし、たるみを解消することができるため、皮膚の土台を立て直す効果を実感できつつ、皮膚のハリ・ツヤ感をアップされることができるので美肌効果も同時に得られる施術なのでオススメです。
1回でかなりクマ・目元のたるみ改善効果を実感しやすい施術なので、少しでも気になった方は組み合わせ治療が可能なのかを医師に相談してみると良いでしょう。
目の下のクマを治療するとなると、ヒアルロン酸注射の持続期間はいつまでなのかや、種類について不安に考えている方も多いのではないでしょうか?
確かにヒアルロン酸が何種類あるのかもわからない状態で、いつまで効果が続くのかわからないと気になってしまいますよね。
目の下のクマにヒアルロン酸を注入して解消したいと考えている方は、不安要素を無くすためにもぜひ参考にしてください。
ちなみに「クマ取りにオススメな目の下の治療法は?施術方法などを医師が解説!」でも詳しく解説しているのでこらもご覧ください。
目の下に注入するヒアルロン酸の種類にもよりますが、持続期間の目安としては大体、半年から1年ほどとされています。
そのため、ヒアルロン酸注射の施術を受ける前にどんなヒアルロン酸を使用するのかだけでなく、注入するヒアルロン酸の持続期間がどれくらいなのかを聞くようにしましょう。
ヒアルロン酸の施術を受けた後、どれくらいで効果が切れてしまうのかなども考えながら、次はいつ来院すれば良いのかなどの悩みをカウンセリング時に相談するのがオススメなので参考にしてください。
クリニックによって施術に用いるヒアルロン酸の種類は異なりますが、大体はアラガン社・デオアラシル社・のヒアルロン酸を導入しています。
持続期間を聞くのはもちろんですが、施術する予定のヒアルロン酸の症例写真などを見せてもらうといいでしょう。
術後にどんな状態の目元になるのかを大体の目安として知ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ヒアルロン酸はダウンタイムが少なく様々な施術に用いられるメリットがありますが、患者さんの体質によっては体質的にヒアルロン酸が合わない可能性もあります。
そのため、ヒアルロン酸を注入した部位が後から赤くなったり腫れてしまったりするケースがあります。
ヒアルロン酸が体質的に合わないと見て不安になってしまう方も多いかと思われますが、2000人に1人の割合で起こる作用のため、安心して施術を受けていただけたらと思います。
また、施術後に体質の問題でヒアルロン酸が合わなかった際は、ヒアルロン酸を分解してくれる注射もあるので、通っているクリニックにヒアルロン酸分解注射があるのかを確認してみるといいでしょう。
目の下のクマ取り治療を受けて見ようかなと考えている方は、メンズクララクリニックへ相談するのがオススメです。
どんなクリニックなのか特徴をお話しするので、少しでも気になった方はぜひ参考にしてください。
メンズクララでヒアルロン酸注射の施術を受けられるのはもちろんですが、傷跡が残らない「切らない目の下のクマ治療」や導入しているマシンを照射してアプローチするなど、豊富な治療メニューがあります。
他にも、黒クマ対策として肌の老化を予防する「アフタートリートメント」などの施術を受けることもできるので、ぜひチェックしてみてください。
メンズクララでは患者さん1人ひとりに対して、丁寧なカウンセリングを行うことを大切にしているため、患者さんの年齢・骨格・目元の脂肪の付き方などを診察し、どんな施術が適しているのかを提案します。
そのため、ヒアルロン酸注射よりも改善効果を得やすい施術メニューを提案してくれるだけでなく、症例写真なども参考資料として見せてくれるためオススメです。
「クマを解消したいだけなのに切開手術しか提案されなかった。」という方は、ぜひメンズクララへ相談してみてください。
最適な治療法を提案するだけでなく、少ないダウンタイムで綺麗な状態に仕上げられるよう対応するので気軽にお問合せください。
メンズクララでは、クマの種類を診察した後に切らない目の下のクマ治療を提案する場合があります。
切らない目の下のクマ取り治療とは、下まぶたの裏側から下眼瞼の眼窩脂肪を除去して、スッキリとした若々しい印象の目元にする施術方法です。
また、まぶたの裏から施術を行うため傷跡が残る心配がないだけでなく、治療時間・ダウンタイム期間も短いため、比較的受けやすいクマ取り手術なのでオススメです。
個人差がありますが、切らない目の下のクマ取り治療を行った後に、腫れや内出血などの症状が起こってしまう可能性があります。
腫れや内出血の症状は時間の経過と共に症状が改善されていきますが、施術を受けたあとは約1週間安静にするようにしましょう。
また、皮膚のたるみが強い状態の方やクマの悪化状況によっては、皮膚が余ってたるんでしまったり他の施術と組み合わせた方が良いケースもあります。
ただし、カウンセリングで医師が診察してどんな治療が適しているのかは実際に見ないとわからないため、まずは気軽に相談してみてくださいね。
医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師
神林由香
日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。