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顔の産毛の脱毛はしないほうがいいの?デメリットと効果を得る方法について解説

脱毛クリニックに通っていても、顔の産毛は効果が実感しにくいという方も多いでしょう。

顔脱毛の特徴を知ったうえでクリニックを選ばないと、思ったような効果が得られないことも…。

この記事では、顔の産毛脱毛について詳しく解説しています。

産毛脱毛に適した脱毛器やクリニックの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

顔の産毛脱毛をするメリット

顔の産毛脱毛のメリットは多岐にわたります。

まず、スキンケアの浸透が向上し、化粧ノリも良くなるため、美容効果が高まります。

また、顔の産毛がなくなることで、肌が滑らかに見え、自然な明るさや透明感が増します。

不要な産毛を取り除くことで、清潔感もアップし、自信を持って日常生活を送ることができます。

より具体的にみてきましょう。

肌のトーンアップ

顔の産毛脱毛は肌をワントーン明るくする効果があります。

産毛は一本一本が細くて目立ちにくいものの、茶色から黒色までの色素を持っており、これが顔全体を覆っています。

産毛がなくなることで、肌全体が明るくなり透明感がよみがえります。

ニキビができにくくなる

顔の産毛を除去することで、ニキビや肌荒れが発生しにくくなります。

顔は皮脂分泌が盛んな部位であり、産毛が存在すると毛に皮脂や雑菌が付着し、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。これがニキビや肌荒れの原因となります。

産毛がなくなることで、皮脂や汚れが肌に付着しにくくなるだけでなく、毛穴も引き締まり、過剰な皮脂分泌の予防も期待できます。

顔脱毛はしないほうがいいと言われる理由

顔脱毛は通常は痛みが伴い、特に顔の敏感な部分では痛みが強く感じられることがあります。

また、顔のうぶ毛は変化を実感しにくいとされ、脱毛施術の料金が高いというデメリットも指摘されています​。

 より詳しく解説していきます。

皮膚のダメージ

顔の皮膚は非常にデリケートであり、脱毛処理によって皮膚がダメージを受ける可能性が高まります。

特にレーザー脱毛は高いエネルギーを使用するため、火傷や色素沈着のリスクが考えられます。

なお、メンズクララの技術は高く、レーザー脱毛の際の火傷や色素沈着のリスクは心配ありません。

硬毛化や毛嚢炎のリスクがある

顔脱毛には、一時的に毛が濃くなる硬毛化やニキビのように腫れる毛嚢炎のリスクがあります。

硬毛化の原因は解明されていませんが、毛嚢炎は脱毛した毛穴から雑菌が入り炎症を起こすことで起こります。

メンズクララクリニックではこのようなことがないよう、高い技術のもと施術をおこなつております。

医療脱毛で産毛が脱毛しにくい理由

顔の産毛が脱毛しにくいのは色素が薄いためです。

医療脱毛のレーザーは、毛の黒い色素に反応して熱を発生させ、毛根を破壊します。

脇やVIOは肌と毛の色のコントラストが強くレーザーのエネルギーが毛に集中しやすいため脱毛効果を実感しやすいです。

一方、顔の産毛は色素が薄いため、脱毛器の種類によってはレーザーが反応しにくいのです。

また、産毛は目に見えにくく脱毛の効果を実感しにくいという一面もあります。

医療脱毛で顔の産毛に結果が出る回数

医療脱毛で顔の産毛脱毛の効果が実感できる回数の目安は下記のとおりです。

自己処理が不要になる回数 産毛もほぼなくなる回数
8回 10回以上

顔脱毛は8〜10回で効果を実感できます。

一度の脱毛で脱毛できる毛は全体の約20%程度とされています。つまり全体の毛に対してレーザーを照射するには、5回以上の照射が必要です。

顔は他の部位より毛が薄くて細いため、レーザーが反応しないこともあり8回ほどの照射が必要となります。

毛の濃さや太さにかかわらず、毛が生えてくる「毛周期」に合わせて脱毛を行うことが大切です。

顔脱毛の効果を高めるクリニックの選び方

顔脱毛で効果を得るために、クリニック選びの注意点を2つ解説します。

脱毛範囲を確認

脱毛したい部位が含まれているかを確認しましょう。

顔の脱毛範囲には頬、おでこ、眉間、もみあげ、小鼻、鼻下、口周り、あごなどが含まれますが、細かい顔脱毛の範囲はクリニックごとに異なります。例えば、小鼻や鼻の粘膜部分は脱毛範囲に含まれていないこともあります。

顔の脱毛範囲は細かく分かれているため、自分が希望する部位が対象に含まれているかを確認してから契約することが大切です。

脱毛器を確認

顔脱毛に適した脱毛器を選ぶことも大切です。

顔脱毛に向いているのは「蓄熱式ダイオードレーザー」を搭載している脱毛器です。

ダイオードレーザーはメラニン色素に反応するのではなく、毛の発育をコントロールするバルジ領域にダメージを与えて脱毛を行います。そのため、毛の濃さに関係なく産毛にも効果が期待できます。

ダイオードレーザー搭載の脱毛器は下記のとおりです。

  • ラシャ(熱破壊式/蓄熱式)
  • メディオスターネクストプロ(熱破壊式/蓄熱式)
  • メディオスターモノリス(熱破壊式/蓄熱式)

メラニンに反応するアレキサンドライトレーザーのみの脱毛器だと、産毛への効果が限定的になるため注意が必要です。

まとめ

顔の産毛は脱毛器を選んで毛周期に合わせて脱毛すれば、きちんと脱毛効果を実感できます

顔の産毛がなくなると、お手入れの時短になったりイチゴ鼻が改善したりとメリットたくさん。

自分に合ったクリニックを見つけてさっそくカウンセリングに行ってみましょう。憧れのスベスベ肌への第一歩です!

記事監修医師プロフィール

医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師

神林由香

日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。