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vio脱毛はどのくらい期間がかかる?医療脱毛とエステ脱毛の違いも併せて解説

皆さんはvio脱毛を考えたことはありますか?

vioはお手入れに手間もかかるうえ、自分では十分な処理がしにくい部位でもあるため、やはり脱毛しておきたいと考える方も増えています。

他の部位に比べて毛の質が濃く毛量も多いとされるvioですが、エステやクリニックで脱毛をすると、一体どの程度の期間が必要となるのでしょうか。

本記事ではvioの脱毛にかかる期間や周期についてまとめています。是非vio脱毛を考える際の参考にしていただければと思います。

なお、メンズクララクリニックでは、男性専門の脱毛クリニックでして、VIO脱毛に興味ある方はぜひ一度ご相談ください。

vio脱毛が完全に完了するまでにかかる期間は?

結論から言うと、vioの脱毛が完了するのは医療脱毛でおよそ1年、エステ脱毛で2〜3年とされています。

vioに限らず、脱毛では基本的に医療脱毛とエステ脱毛とで施術の期間や回数が異なります。

そもそも医療脱毛、エステ脱毛とは何なのでしょうか。また、その二つは何が違うのでしょうか。

詳しく解説しましょう。

医療脱毛とエステ脱毛の違い

医療脱毛というのは、いわゆる「永久脱毛」のことです。

医療脱毛では非常に強力で効果の高い医療用レーザーを用い、医師や看護師などの医療資格保持者が施術を行います。

同じ部位の脱毛であっても、エステ脱毛に比べて医療脱毛の方がより短い期間、回数で脱毛を完了することができます。

一方でエステ脱毛とは、医療機関で行う永久脱毛とは異なり、「減毛や抑毛」を目的とした脱毛で、医療脱毛に比べて効果の低い低出力の機器を使い脱毛を行います。

そのため、完全に脱毛はできず、あくまで抑毛にすぎない形です。

医療脱毛とエステ脱毛のメリット・デメリット

医療脱毛とエステ脱毛は、両者とも毛を取り除くための手段ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

現在脱毛をお考えの方は、医療脱毛・エステ脱毛の違いを理解し、皆さんに合った脱毛の方法を選んでみて下さい。

それぞれ詳しく説明していきましょう。

医療脱毛のメリット

医療脱毛のメリットは、なんといっても毛をほぼ永久的に生やさなくできるところでしょう。

医療脱毛を行えば日々の面倒なお手入れの時間を大幅にカットできるため、「せっかく脱毛するならもう家での処理はしたくない!」という方には医療脱毛がおすすめです。

また、医療脱毛は比較的早く脱毛が完了するため、あまり長い期間脱毛に通いたくない、通う時間がないという方にもおすすめです。

医療脱毛のデメリット

医療脱毛のデメリットは、人によっては痛みや炎症が強く出る可能性があるということです。

医療脱毛では効果が高く威力の強い機器を使用するため、その分痛みや炎症が出る可能性は高くなってしまいます。

しかし、万が一炎症ななどが起こってしまったとしてもすぐに処置を受けることができますし、酷い炎症が起こってしまう確率自体あまり高くはないので過度に心配しすぎる必要はないでしょう。

医療の資格がある医者や看護師が行ってくれるのは安心です。

エステ脱毛のメリット

エステ脱毛のメリットは、痛みの感じにくさです。

エステ脱毛では威力の低い機器を使用するため、その分痛みや炎症が起こる確率は低くなります。

痛いのが苦手、なるべく痛みを感じずに脱毛したいという方はエステ脱毛がおすすめです。

エステ脱毛のデメリット

エステ脱毛のデメリットはやはり永久脱毛が難しい点です。

エステ脱毛は永久脱毛が期待できません。

また、生えてくるのが前提になるので、一時的に脱毛したい方にはいいかもしれません。

vio脱毛の脱毛周期は?

脱毛の種類について理解できたところで、もう一度vio脱毛について見ていきましょう。

医療脱毛は2〜3か月に一度、エステ脱毛は2週間〜3か月に一度ほどの周期で脱毛に通う必要があります。

医療脱毛とエステ脱毛の周期の違いはさきほど紹介した通り、それぞれの機関で使われる機器や効果の違いなどによるものです。

vio脱毛の場合はおおよそ上記の周期で毛を減らしていきますが、実は同じ脱毛でも、部位によって脱毛の周期や脱毛完了の時期は異なるのです。

そもそも毛が生え変わる仕組みとして、「毛周期」というものが存在します。

つまり脱毛もこの毛周期に合わせてアプローチしていく必要があるということです。

脱毛をする上で重要な「毛周期」とは?

毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことです。

その周期には大きく分けて3つの段階があり、「成長期」「退行期」「休止期」です。

成長期とは毛が伸びる期間のこと、退行期とは毛が伸び切りその状態でとどまる期間のこと、休止期とは毛が毛根から完全に抜け落ちてしまった状態のことです。

休止期では一時的に毛は生えなくなりますが、また一定の期間を経て成長期に突入し、また同じサイクルを繰り返します。

こうした周期を繰り返すことで毛は生え変わっていくのです。

毛周期は部位ごとに違う

これで毛周期については理解できましたが、そもそも毛周期は部位によって違います。

これを理解していないと意味のない時期に脱毛を行ってしまい、せっかくの脱毛の効果が薄れてしまうことにもなりかねません。

以下は部位ごとの毛周期です。是非脱毛の際の参考にしてみて下さい。

部位 毛周期
2~3ヶ月
4~5ヶ月
3~4ヶ月
4~5ヶ月
vio 1~2年

自宅でvio脱毛は可能?

最近では自宅でのvio脱毛も主流化しつつあり、自宅で使用できる脱毛器なども多く売られていることから、自宅で脱毛をする人も増えています。

自宅でvio脱毛をすることはできますが、希望通りの仕上がりにならない可能性もあります。

やはり専門的な機関での脱毛ではないため、その人自身のやり方や機械の当て方によって仕上がりは変わってきてしまいます。

家庭用脱毛器については「家庭用脱毛器はVIO脱毛に効果ないって本当?メンズVIO脱毛で使用する場合について解説」に詳しく書いてあるのでこちらもご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか、本記事ではvio脱毛の周期について詳しく紹介していきました。

vioはデリケートな部位であるため脱毛をためらう方も多いかと思いますが、本記事を読んでvio脱毛について正しい知識をつけ、是非じっくり考えてみていただければと思います。

記事監修医師プロフィール

医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師

神林由香

日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。