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VIO脱毛前の自己処理はどこまで?正しい剃り方と注意点を解説!

夏の時期や清潔感を求めてVIO脱毛する人は多くなっています。

脱毛前には自己処理が必要となりますが、デリケートな場所なので勇気がいりますよね?

本記事では、VIO脱毛前の正しい剃り方や注意点について解説します。

「初めてのVIO脱毛で自己処理方法がわからない」「どこまで自己処理したら良いの?」というお悩みを抱えている方は必見です!

どこまで自己処理が必要?目的別に解説


自己処理でまず気になるのは、どこまで処理すれば良いのかですよね?

VIO脱毛と一言でいっても、人により目的は様々。

全部の毛をなくしたい人もいれば、自然な形を残しつつ整えたい人も。

そんな脱毛の目的別に、どこまで自己処理が必要か解説していきます。

目的は以下の3つに分けられます。

1.I・Oラインの毛をなくして、Vラインは残しつつ形を整えたい

2.VIOすべての毛をなくしたい

3.VIO全体の毛量を減らしたい

詳しく説明していきます。

1.I・Oラインの毛をなくして、Vラインは残しつつ形を整えたい

一番多いのがこの形ではないでしょうか?

全部剃るのは恥ずかしいけど、清潔感を保ちたい方におすすめ。

この場合、Vラインは不要な部分だけ剃り、Iラインはすべて剃ります。

Oラインは基本的に店舗で処理してくれるので、自己処理の必要はありません。

2.VIOすべての毛をなくしたい

近年はより衛生的なハイジニーナ(アンダーヘア全脱毛)にする方も増えてきています。

こちらは、V・Iラインを全剃りし、OラインはそのままでOKです。

3.VIO全体の毛量を減らしたい

全体的に毛量を減らしたい方は、最初の2〜3回はV・Iラインを全剃りし、その後は自分の毛量を見ながら調節する必要があります。(Oラインは自己処理不要)

最初から施術の効果が高い方もいますので、まだらにならないよう店舗スタッフと相談しながら回数を決めていきましょう。

自己処理にあたって注意するポイント

VIO脱毛は肌がかなり敏感な部位ですので、気をつけながら自己処理する必要があります。

肌を傷つけたり、乾燥がひどくなると店舗で処理してもらえない可能性も。

そうならないように、以下のポイントに注意しましょう。

前日までに自己処理をする

店舗により自己処理の日程が異なりますので、店舗の指示に従ってください。

基本的に2日前〜前日までに自己処理を行います。

当日の自己処理は肌に負担がかかり、回復もしていない状態なので施術できません。

自己処理を忘れた場合は、施術の日程変更をしてもらいましょう。

ベストなタイミングは風呂上がり

自己処理の一番良いタイミングは、風呂上がりの乾いた状態でシェービングすることです。

毛が温まって柔らかくなり、肌にもうるおいがあるため、肌の負担になりにくくおすすめ。

蒸しタオルで温めてから行うのも良いでしょう。

処理後の保湿を忘れない

毛を剃った後の肌は大変乾燥しやすい状態です。

自己処理の後は保湿クリームなどで保湿を忘れずに

ただし、施術当日は保湿クリームを使用しないようにしましょう。

脱毛効果に影響が出る可能性があります。

毛抜き・脱毛ワックス(ブラジリアンワックス)・除毛クリームは絶対に使用しない

毛抜きや脱毛ワックス(ブラジリアンワックス)を使用すると、毛を根元から抜くため肌への負担になるだけでなく、施術の効果がなくなってしまいます。

また、除毛クリームは表面の毛を溶かすため肌への負担がかなり大きく、施術前には使用できません。

VIO脱毛前の正しい剃り方

注意点を確認したら、いよいよVIOの正しい剃り方を見ていきましょう。

部位ごとに剃り方が異なりますので、それぞれチェックしてください。

自己処理で使用する道具は、家にあるものでOKです。

以下に詳しく説明していきます。

準備するもの

VIO脱毛の自己処理で必要なものは以下のとおりです。

・小さなハサミ(眉毛バサミ)

・新聞紙などの大きな紙

・電気シェーバー(なければカミソリ)

・鏡

・保湿クリーム

ハサミはなるべく小さなものを使用したほうがカットしやすいです。

剃るのはカミソリでも良いですが、できれば電気シェーバーを使うほうが肌への負担は軽くなります。

Vラインの自己処理方法

1.新聞紙や大きな紙を敷き、その上に座ります。(毛が散らばるため)

2.自分が整えたい形になるように、不要な毛をハサミで短くなるようにカットします。(シェーバーやカミソリで剃りやすくなる長さまで)

3.短くなった毛を電気シェーバー(なければカミソリ)で剃ります。

長さを残す必要はありません

4.剃った部分に保湿クリームを塗ります。

Iラインの自己処理方法

1.新聞紙や大きな紙を敷き、その上に座ります。(毛が散らばるため)

2.鏡を下に置き、鏡を見ながら少しずつハサミで毛を短く切ります。(シェーバーやカミソリで剃りやすくなる長さまで)

3.短くなった毛を電気シェーバー(なければカミソリ)で剃ります。

長さを残す必要はありません。

4.内側は皮膚を外に引っ張りながら剃ると剃りやすいです。

5.電気シェーバーが届かない場所は、小さなカミソリを使うと良いでしょう。(剃れない箇所は無理せず店舗に任せましょう)

6.剃った部分に保湿クリームを塗ります。

Oラインは自己処理不要

Oラインなどの手の届かない部位は、店舗でシェービングしてくれるところが多いです。

念の為、施術してもらう店舗に確認しておきましょう。

自己処理後のトラブル

自分でV・Iラインを剃った後に、思わぬトラブルが起きることがあります。

そんなときに、どう対応すれば良いか事前に理解しておくと安心です。

かゆくなる

毛を剃ると乾燥しやすくなり、肌が乾燥することでかゆみが出ることがあります。

保湿をしっかり行うことで多くの場合は防ぐことが可能です。

もしかゆくなってしまったときは、程度によっては施術が難しい場合もあるので、施術する店舗に相談しましょう。

カミソリ負けして痛くなる

カミソリを使用した場合、カミソリ負けしてヒリヒリと痛くなったり、傷が入ってしまうことがあります。

その場合、施術は受けられないので日程を変更してもらいましょう。

カミソリを使用する際は、カミソリ負け防止にシェービングクリームを使用すると良いです。

電気シェーバーの場合でも、同じ場所を何度もシェービングすると肌荒れの原因になりかねないので注意しましょう。

正しい自己処理で安心して施術を受けよう


VIO脱毛はデリケートな場所なので、脱毛のハードルが高いと感じるかもしれません。

しかし、正しく自己処理する方法さえ知っていれば、なにも不安になることはないのです。

VIO脱毛して快適な生活を送るために、本記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

記事監修医師プロフィール

医療法人社団Clara理事長
メンズクララ院長/医師

神林由香

日本皮膚科学会正会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。
東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。
東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。